『トレマーズ』

ピーチジョンのCMを観て「よしっ！」と声に出したバカです俺。（笑）

さて、今宵は映画です。『トレマーズ』。


いわゆる「モンスター・パニック映画」な筈なんですが……何故か、全編にユーモアが漂っています。（笑）
ネバダ州の砂漠のド真ん中に位置する小さな街、パーフェクション。
この街で便利屋を営むバル（バレンタイン、の略だ。演／ケヴィン・ベーコン）とアール（フレッド・ウォード）のコンビが、謎の地中生物と壮絶バトル、なんですが……面白い。（笑）

パーフェクションで地震計を設置して調査活動をしていた学生ロンダ（フィン・カーター）が、異様な振動に気付きます。
数体の異様な死体も発見され、小さな街はパニックに陥ります。
振動の正体は……見たこともないような、謎の地中生物でした。
逃げるのか？（普通逃げる）戦うのか？どうすんの？

もちろん、戦わざるを得なくなります。（爆笑）


「ショート・サーキット」という映画の脚本を書いたＳ・Ｓ・ウィルソンとブレント・マドックのコンビが、監督のロン・アンダーウッド（童顔）とストーリーを作り、この映画を完成させました。
特筆すべきは、ジェームズ・キャメロン監督の元奥さんのゲイル・アン・ハード女史が製作総指揮を務めてることです。実は彼女、低予算で映画作るのがすっげぇ巧いんです。「ターミネーター」や「エイリアン２」のプロデューサーだ、って言えば納得して貰えるでしょう。

この作品でも、砂漠の真ん中にパーフェクションって街をわざわざ作ってしまっています。理由は、借りるより建てちゃったほうが壊したりも必要ないトコは骨組みだけで良かったりも出来て、結局安く済むから。（笑）

Ｂ級映画なんですが、実に楽しい作品に仕上がっています。DVD観るならぜひ。