私バカだな～と思う瞬間

今まで一度足りとも

『自分をバカ』

と思った事はない。


しかしながら「バカにされる」のは度々あった。。。
というよりもかなりな頻度であった。


これは「他人を見下す事で自分が秀でてる。」と思える思考があるから仕方ない事ではある。
これは人間の習性かもしれないしね。
。。。と最近は思えるようになってきた。
若かりし頃は腹立ったけどね。(笑)



忘れられない「３つのバカにされた出来事」

その１
中学二年の時各学期の試験の結果の学年別上位３０人が貼り出されてたんだ。
※現代では考えられないような教育方針。
一桁に届かない程度の順位が中一から続いていた。

それが中二の二学期の中間テストで初めての一桁。

その発表後に隣のクラスの
『エリートコース狙い』灘高→東大狙いってヤツね。
の男が教室に入ってきて目の前で泣いたんだ。
「何で自分がお前より下の順位なんだ！」
ってね。
ビックリした自分が放った一言
『勉強足りないんじゃない？』
我ながら酷い言葉だ(笑)
実際は数学、理科、保健体育の筆記、美術の筆記が上回ってただけ。

相手は「エリートコース狙い」だから主要三教科以外は眼中ないからね。

何も俺の前で当てつけがましく泣くことはないだろう。。。
隣に座ってる女の子には『大差』で負けてるんだからさ(笑)

その２
社会人になってから「これからは通信ネットワークの時代物だ！」と思い職業訓練校に一年通ってたんだよねぇ。
そこでは「車」と「テニス」と「PＣ(ハード、ソフトカ)」しかやってないように見えるらしかった。
※まぁ～実際そうだったしね(笑)

で、国家資格を１発で取りここでもまたいつもながらの順位付
４２人中３位
そこで「何だ講義内容ノートに書き写してれば順位上がったんだ！」
とノートに書き写せない連中から言われたもんだ。
そこで一言『才能だよ。才能！』とまたまた余計な一言(笑)


その３
その２と時を同じくして隣のクラスに可愛い女の子が居たんだ。
小さくてあどけない真面目な女の子。
同じクラスのヤツラは同い年か年下。
そもそも年頃の女の子が通うような学校じゃないんだけど居る時は居る。
自分の前に座ってた女の子と一緒にお昼食べるから仲間に入れてもらって半年がかりでお付き合いに発展。

ここから男の本性剥き出しの「誹謗中傷」ばかり。
アイツは遊んでばかりだから。。。
とか
勉強しないでテニスばかりしてる。。。
とか言われ放題。
まぁ～彼女がテニス好きというリサーチもせずに言ってたらしい。

『カワイイ女の子に向かってカワイイって言って付き合って何が悪い！』
『そんな影口叩くなら自分も口説けば良いじゃないかよ！』
相変わらずの余計な発言(笑)

そのような事で悟った。

【他人は自分の優位性を保つ為に人の悪い面しか見てない。】

って事を。

保健体育の筆記や美術の筆記など『進学に関係ない教科を手を抜いてるくせにお前なんか三教科では俺には敵わない！』って思いたいんだ。
コッチからすれば「イヤイヤ総合順位だから。。。」(笑)

『ノートに書き写してれば良いんだ！』
「イヤイヤその書き写した物をレポートとして３０枚に迄毎週仕上げてるだって。あんた達は所詮２～３枚でしょ(笑)」


可愛い女の子を口説かないヤツラは『そんな事しにここに通ってるんじゃない！』

みんな口だけ。行動しない(笑)


それの顕著な言い訳が

【私バカだから。】
「勉強やらないんだからそりょそうだ。」

【私これ苦手なんだよね。】
「そもそも得意な事あるの？」

【俺はこれが秀でてる。】
「他出来なきゃ意味ないでしょ？」


【私バカだな～】は失敗の良い言い訳にしか過ぎない。

失敗は良い。
しかし【バカだな～】と言い訳してると癖になる。
周りも納得してくれるしね。

そしてあっという間に【バカな事すらしない】ダメ人間の出来上がり。


世の中は『他人をバカにするところしか見てない』んだから、
わざわざ自分を【バカ】と思う必要はない。
みんなそう思ってるんだから(笑)


最後に『自分をバカ』と思った事は一度もない。
何故なら【とっても賢い】と思ってるから。
そう思ってても他人はバカにするんだからさ(笑)