- 名前
- あにす
- 性別
- ♀
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 猫を飼っているけど、犬派。 パグや、フレンチブルが好き。 コーヒーよりも紅茶を良く飲...
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今でも愛おしい「とろろ」「こんぶ」
2015年12月05日 01:26
黒パグ「こんぶ」が老衰で亡くなったのは
昨年の11月。
最期の3日間は食欲が無くなり、ご飯を残していました。
パグは食欲の権化ともいえる、食いしん坊の犬なので
ご飯を残すというのは、かなり心配な症状。
週明けに病院へ行こうかと話しながら、水を飲ませていたら
「キュッ」と咳のような、変な鳴き声を出してそのまま。
あまりに突然だったので、まだ生きているのではと
旦那と声を掛けたり、人工呼吸を施したりしましたが
瞳がすぐに濁り、四肢がこわばっていくのを見て
本当に死んでしまったんだと、ようやく理解しました。
16歳の大往生。
こんぶの先輩パグだった「とろろ」は、18歳で
2年半前に亡くなりました。最期の1年は寝たきりに。
何かあると昼夜を問わず、いつまでも吠え続けるので
旦那と寝る時間をずらし、24時間の介護。
介護犬ならぬ、要介護犬です。
楽ではない毎日でしたが、それでもとろろが死んだ時には
まだ何かしてやれたのでは、としばらくは落ち込んでいました。
まったく違う、2匹とのお別れ。
去年は、2匹ともがいなくなった寂しさから
仕事が終わって、帰宅した後、それこそ夜中に雑巾がけです。
そもそも掃除をするのが目的ではなかったので
体を動かすだけの、雑な掃除。
それでも、犬用の物を全て片付けたり、人に分けたりして
広くなった部屋に慣れる頃には、ずいぶんと落ち着き
いつの間にか犬のいない日常が定着してくれました。
そして今年も、12月。
大掃除を少しずつ始めようと、今日は、冷蔵庫を動かして
台所からリビングまでの、雑巾掛けけとワックス掛けを決行。
冷蔵庫に少し手をかけて動かした途端、一粒ドックフードが。
まだ残っていたんだ、と普段の掃除がいかに雑かを
思い知らされるのと同時に、食い意地のはった犬たちの様子が
目に浮かんで、何とも言えない気持ちに。
こんぶが、エサ皿からこぼれたフードを食べようとしても
あのぺちゃんこの顔の為に、上手に取れないんですよ。
そのまま家具の隙間に入ろうものなら、いつまでも前足で掻いて
フード1粒と悪戦苦闘していたものです。
「もう諦めなさい」
そう声を掛けると、不満タラタラなへの字口で振り返り
だったら、変わりの1粒を寄こせと言わんばかりでした。
とろろは、離乳食のようにふやかしたフードでしたが
お皿に少しでも残っていると、いつまでも顔を上げないし
食後に顔を拭こうとすると、前足で拒否して
口の周りについたエサを、舐めようとするし。
思い出したら、可笑しくて。
可笑しくて、可笑しくて、大笑いしながら泣きました。
1年経っても泣いてしまうほど、愛おしい。
そして、いなくなった悲しさに沈むだけでなく
そんな魅力的な犬と出会えて、幸せだったと
そう思える時間を持てて、本当に良かった。
今日は少し、しみじみとしているのであります。
それで、明日こそは。
今日、思わず中断してしまった、冷蔵庫の裏の掃除を
完了させるのであります><
このデジログへのコメント
当家も以前、マルチーズの父子を亡くしました。「生き物は二度と飼いません! 」と今は亡き母は言ってましたが、半年後に僕がマルチの子犬を持って帰ったら、目の色変えて世話を
> モチモチのきさん
ペットロスで鬱にはならなかったのですが
本当に不意をつかれた感じです。
自分でもびっくりです。
でも1年以上前のドッグフードって・・・
冷静に考えて、汚い><
> リチャードさん
「犬は飼わない」とは思っていないのですが
ピンとくる出会いがないんですよ。
しかも猫がいるし・・・
また、この猫がイタズラし放題で、悩みの種です;;
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