- 名前
- あにす
- 性別
- ♀
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 猫を飼っているけど、犬派。 パグや、フレンチブルが好き。 コーヒーよりも紅茶を良く飲...
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百日紅
2016年08月20日 09:40
夏、湧くように咲く。
今も、まだ咲いている。
花期の長い花。
実は、好きじゃない。
マンサク、桜、百日紅は苦手。
金木犀も、あまり好きじゃない。
群生生物みたいで、少し怖い。
とくに桜は、得体が知れない。
夜桜は、深海の微生物のよう。
腐敗した、沈殿物とか。
思い出して、ゾクゾク>_<
閑話休題。
百日紅は、サルスベリ。
ヒャクジッコウ、ヒャクニチコウとも。
サルスベリは、文字通り猿滑。
実際には、滑らないらしいけど。
成長すると、樹皮が剥がれる。
だから、幹がすべすべ。
その木に咲く花。
夏に、長く花期が続く。
濃く赤い花。
そこから百日紅の当て字。
共に読みは、サルスベリ。
今は、白や桃色もあります。
面倒ですね。
カタカナにすればいいんです。
そう言った高校の生物担当。
緑化委員会の担当をしていた。
外でお弁当を食べてると、必ず会う。
勝手に話す先生だった。
若いのに、寂びた雰囲気。
人気はなかった。
他にも、名前があるんですよ?
秋に、すぐ落葉するから
「ナマケモノの木」
幹をなでると、葉や花が揺れる
だから「クスグリノキ」「ワライギ」
全部、サルスベリのこと。
会話じゃないから、ただ聞くだけ。
でも、この話は、よく覚えてる。
誰かの発見が、名前になる。
呼称として、定着する。
新しい共通認識になる。
百日紅を「サルスベリ」と読むように。
すごい。
すべすべの樹皮、長く咲く花。
別の漢字で、同じ読み方。
日本語は、面白い。
ところで、「百日紅」という漫画も。
故・杉浦日向子さんの作。
今でも読み返す漫画。
でも、少し話が派手。
「風流江戸雀」「百物語」のほうが、好み。
ここでも、百日紅と、微妙な相性。
このデジログへのコメント
> julianさん
羨ましくて、悔しいです。
私が、どんなに、どんなに、どんなに。
外へ向かいたいと思っているか
分からないのでしょうね。
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