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発想法を根本的に変える
2015年12月02日 22:24
地球温暖化対策、COP21が開催されているが、
「地球にとって、私たちの友情は不要であり、私たちが何をしようが自然は続く。
危機に陥っているのは地球の未来ではなく、私たちの未来である。」
「自然」を回復させるのではなく、むしろ人工的に新しい多様性、
人類が生き残れる環境を創造しなければならない。
英国の社会学者アンソニー・ギデンズが
著作「揺れる大欧州ー未来への変革の時」(岩波書店・2,700円)で述べている。
この本では、現代の社会を「高機会、高リスク社会」と呼ぶ。
例えば、ウクライナ上空で、遠い異国の地での夏休みに向かうオランダ人を満載した旅客機が、
何者かの発射したミサイルで撃墜される。
普通の家庭の子供が他国で夏休みを過ごすことが当たり前になった幸せな時代だが。
また、移民問題を「世界市場に必要なこと」ととらえる。
ある意味、今の時代の私たちは、みな移民だ。
一か所にいても、常にローカルとグローバルが交錯し、
現実と、時と、空間を超えた仮想現実が複雑に存在している。
伝統的な帰属意識やアイデンティティは危機に瀕している「超多様性の時代」とも。
そして、「多文化主義」ではなく「文化間主義」が必要で、
絶えざる交渉と話し合いで公共空間が作り直され続けなければならない。と、述べる。
社会は「高齢化」しているようにみえるが、高齢者は「若年化」している。とも。
非常に参考になる見方です。
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