やっぱり寂しいんだ

あ、もしもしー



［やっほー♪トキヤの嫁で、おとやんの双子の姉だよー♪］



……誰。(´・ω・｀)？









昨日の電話



池袋に出掛ける計画を少しずつ練り練り...

話も何となく固まって

ふと話がそれて

Ｍ［ママには内緒だよ］

彼女はそう私に話す



Ｂ［あれ、ママおらんの？］

Ｍ［ママならさっき出掛けてったよ］

Ｂ［なんや、彼氏んとこか。］

そう冗談気味に言うと



Ｍ［うん、最近よく出掛けて帰って来ない時ある］



はぁ。

なんかなぁ。

私を信頼してくれるのか

子育てから逃れたいのか









Ｃ［早く子育て終わんないかなぁ］

Ｂ［家出すれば？今日にでも終わるじゃん。］

Ｃ［それ人としてダメじゃん］

Ｂ［そうだね。でも望んでるんでしょ。］



後ろ指をさされずに12年以上続いている面倒事を終えたいだけ

私にはそう受け取れる発言だった

みーちゃんが近くにいて

万が一聞いてしまったら

どんなに傷付くか



子育て、スランプ中なんかなぁ。









Ｍ［あたしのせいなんだ］

Ｂ［何が？］

Ｍ［ママの２つ前の仕事辞めたの］

Ｂ［何でまた］



飲食店の店長で、夜型の生活だった話

仕事場まで出掛けてしまった話






まぁなんということでしょう

こんなにも責任感があって

それでいて不器用じゃありませんか



君が産まれ、生きている事に罪を感じる必要は無い

多少なら、ママがいてくれなくて寂しいって言っても構わないと思う

だけど彼女は絶対に言わない

だってきっとママも寂しいから(←筆者の視点ですが)

だから、寂しいって伝える方法を

自分のキモチや考えを誰かに伝えるって事が分からなくなっちゃった









二次元の世界にいると

向き合わなくちゃいけない問題を忘れさせてくれる

三次元の世界にいると

二次元の世界に引っ張られる

そうこうしてるうちに

このままで良いのかと疑問を持ちながらも

刺激が欲しくて

刺激を怖がる日々

何かを始めたくても

変化を怖がってしまう

強くなりたいのに

もっと強くならなくちゃいけないのに

何も出来ないでいる

だから私はダメなんだ









と君は言うけどなぁ

この子は強いなぁ

俺がこの子の歳の頃は

みんな周りのせいにして

自分の何がいけないのか分からなかったもの



やっぱり色んな意味で早熟かも

自分のやってきた事に向き合って

朧気(おぼろげ)ながらも問題点を捉え

漠然としてるけどやってみたい事はある



大人視点では無理だろうと思ってみても

子供視点だと、やっぱりやってなくちゃ分からない

声優になりたいってんならやってみれば良い

こんな私があの人気の俳優さんみたいになれるのかなんて迷わなくて良い

怖がる事なんて何もないし

失敗して笑われる事を恐れる必要もない



結局私の場合は

趣味でなら続けたいかなという気持ちに落ち着いて

今ようやく美味い飯を食べ続けられる日々と

好きなゲームと可愛い女の子がいる日常というものの通過点にいる

だからいつか絶対

君が興味を抱いたところに頑張れるように

どんなに些細な気持ちでも俺に伝えられるように

オッサンも転職頑張るよ



絶対に君を今より幸せにしてみせる！






Ｍ［はぁ何言ってんのキモいキモーい］






(￣・ω・￣)






(´；ω；｀)ブワッ






いや違うんだって

告白とかそういうんじゃなくてだね






Ｍ［だってどういう反応して良いか分かんないんだもん］






(´・ω・｀)






(*´Ａ｀*)






可愛い。

やっぱ君可愛いわ。

Ｍ［きゃー何言ってんのこの人ー！］

うへへへへめっさ可愛いな素直じゃないなあはははは

Ｍ［あーそーですよどーせドＭですよーだごめんなさいねー］

こちらこそドＳですいまめーんでゅふふ可愛いでゅふふ

Ｍ［……これ以上言ったらママに言いつけるよ］






それだけはご勘弁頂こう









時は０時近くになり



Ｍ［そういやもうそろそろ見たいアニメの時期だ］


なにっ、じゃあ俺邪魔じゃん！

Ｍ［そうだね、邪魔だね。］

うわまじかよじゃあ俺寝るわマジ寝るわ

Ｍ［あ、うん、全然良いよ。］
ういー、じゃまたー。






アニメが始まるまでまだ３０分以上あるけど

何をするんかなーぷぷぷ






素直じゃないままでもいられる居場所に

少しでも私はなれてたら良いなうふふ






やっぱり、我が輩は猫が好きである。