- 名前
- bishop
- 性別
- ♂
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 好きな飲み物は、大塚製薬のステビア! 好きな食べ物は、カロリーメイトのベジタブル味!...
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終わり
2013年09月02日 00:32
注意※このログにはグロテスクな内容が含まれています
排水溝っていうのかな
格子状になっているこの場所
遠くから見たら軍手が1つ落ちているようだった
段々と近付いて来て
何の気なしにゴミを拾おうとして
それは鳩の死骸だということに気付く
頭が格子を境に左右に別れていて
体もめり込んでいるようだ
悪戯にしてはたちが悪い
冗談みたいな格好で
しかしその羽が風になびく様子が現実的で
いつか誰かが片付けるものなのだろうと思い
見なかった事にした
それが初日
2日後
鳩は排水溝にめり込んだままだ
虫が群がるわけでもなく
微生物が分解するわけでもなく
ボロボロの鳩はただそこにいる
一週間後
付近に少々蟻が見える様になった気がするが
未だに朽ちる様子は無い
死体って、可燃ゴミだっけ。
毎日パック詰めされた鶏や鮪などの死骸を見ているが
改めて考えると少し戸惑う
公園のゴミ箱に捨てられたら赤子がーとか
生き物は生き物でもゴミにしたら
何かそれはそれで面倒くさそうだ
植物だって、生きてるっちゃあ生きてるし。
ビニール袋と新聞紙を一枚用意し
軍手を嵌めて近付いて
何となく胸の前で十字を切る
祟りを恐れたのか
病が気になったのか
天国に旅立てる様にとか
色んな偽善がごちゃ混ぜになった気持ちだ
掴んで持ち上げた瞬間
頭などを残して胴体だけがポロッと持ち上がる
体液を感じられていたであろう箇所は
排水溝にべっとりとくっついている
頭と腕(羽?)を更に掴んで袋の中に入れる
作り物ではないのでさすがに凝視は出来ない
袋を縛り、ゴミ回収車の到着を待つ
せめて、車の中に入ってしまうまでは、他のゴミ袋と一緒にしたくなかったし
こんな平和でゆとりのある世の中だからこそ、急いでゴミとする必要は無かった
回収車が到着した
爆弾を捨てるわけでもないので
あえてドライバーには何も言わなかった
これからこの鳩は
ギャグみたいな死に様を晒してから一週間後
他のゴミと一緒にようやく土として帰れるのであろう
こびり付いた羽は
今でも少し残っている
こちらはこれから長い時間をかけて
雨風と共に流れてゆくのかな
今日もどこかの色んな命がついたり消えたり
特に切なくなるような事でもないんだけど
何となく思い出にしておきたい
そんなお盆明けの写メ
このデジログへのコメント
> 妖♪さん
ご無沙汰しておりますその①
やっぱり現実ってそんなもんよね
キリがないもの
猫、カメレオン、金魚、カブトムシ、全部埋葬してたら墓だらけ。
1つにして心に詰め込まないと。
> ゆう*さん
ご無沙汰しておりますその②
餅は餅屋、ゴミはゴミ屋ってだけですよ。
でもまぁ、ありがとう。
また時間かけて皆様のログ読ませて貰うんでよろしゅう。
あー休憩時間足らねーわこれ
> きてぃ★さん
見てると和む動物も、時と場所によりただの障害、ですわね。
処分がある度に保護してられない現実やねぇ。
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