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成程話:ゾーンに入る技術
2013年07月29日 22:30
マラソンの高橋尚子選手の話
自分の実力を遺憾なく発揮する選手達は、結果が出たから感謝するのではなく、感謝するというライフスキルを実践するからこそ、フロー化が起こりパフォーマンスが高まり、結果を出しているのだと考えられる。
このライフスキルの持ち主で思い出すアスリート代表はマラソンの高橋尚子選手だ。
これまでのマラソンランナーは周りの期待に応える為に走っている中、彼女は違っていた。
まず、どんな時もフルマラソンを走れることに感謝しながら走っていたそうだ。
そして沿道の人達にも感謝。
更には30キロ付近で競り合っているライバルにすら感謝していたと聞く。
30キロの1番きつい所で「こいつだけには負けるか」と考えていると、身体は緊張し、筋肉は硬くなるだけではなく、末梢血管は収縮して酸素の供給も悪くなり、パフォーマンスは低下する。
相手にすら感謝する状況はフロー状態を作るので、身体のパフォーマンスは低下することなく、パフォーマンスを維持・向上させる。
[ゾーンに入る技術]
辻秀一著
フォレスト出版より
この話とリンクするのが2007年夏の全国高校野球大会で優勝した佐賀北高校。
佐賀北高校は県立高校で、全国から野球エリートを集めて作ったチームではありません。
その佐賀北高校、なんと、試合中に相手チームをほめていたというのです。
相手がヒットを打つと佐賀北の一塁手が塁に立った相手走者に「ナイスバッティング」
打撃に入って三振をとられると相手のピッチャーに「ナイスピッチング」
これこそが心の状態を正しく保ち、体のパフォーマンスを維持・向上させる秘訣だったんですね♪
好試合をしてくれる相手にも感謝
このデジログへのコメント
相手を褒めるって、簡単にはできないですよね
すごい考え方だなぁ
斬新過ぎる><
水さん:中々できないでもそういう考え方できる人尊敬しちゃいますね
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