- 名前
- ユリ
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- 年齢
- 42歳
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- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「スタンリーのお弁当箱」レビュー☆
2013年07月12日 01:35
パルソー、デイヴィヤ・ダッタ出演他。いつもクラスのみんなを笑わせているスタンリー(パルソー)だが、家庭の事情でお弁当を持って来れず、昼食の時間は一人ぼっち。水道の水を飲んでしのいでいる。見かねた友達は、自分のお弁当を少しづづ分けてあげることに。しかし、その様子を見つけた国語教師がスタンリーを罵る。「ネズミめ、お弁当を持って来れない奴は学校にくる資格がない!」その言葉に激しく傷ついたスタンリーは次の日から学校に来なくなってしまった・・・。ミュージカルがない、スターがいない、とにかくかわいい!インド映画の常識を覆し、予想外の大ヒット。愛情がたっぷりつまったお弁当と子供たちの笑顔が、鮮やかに物語を彩る。とっても“おいしい”映画がやってきた!
5/10点!!序盤、学校でのスタンリーの友だちや先生とのやりとりのみで、なぜ彼がお弁当を持って来ていないのか?親はどうしてるのか?など、気になるところを一切描かないので、同じ日々の連続に睡魔が襲いました(涙)純真無垢で心優しい子どもたちvs食い意地の張った意地悪な先生という構図は、分かりやすくて、ヒートアップしていくお弁当争奪戦は、面白かったです。幼少期・児童期のお弁当というのは、子どもにとって、どれだけ親に愛されているか、自分の価値を表すもののひとつだと思うので、ヴァルマー先生のスタンリーに対する物言いは酷く、まさに「子ども相手にする事じゃないわ。」で、スタンリーの気持ちを思うと、親目線では、やりきれない気持ちになりました。あと、ヴァルマー先生が、反省するだけでなく、スタンリーにどう懺悔するかまで描いて欲しかったです。ラスト近くで、やっと、スタンリーの背景が明かされ、どうにかお弁当を持参する事が出来るようになるのですが、スタンリーの性格故なのか、インドの抱える家庭事情なのか、どんなに辛い事を抱えていても、友だちや学校では、それは明かさず、笑って明るく過ごすことを選びます。まだ本当に幼い子どもなのに、 そんな処世術を身に付けざる得ないのだなと、きっとこれからも大変な事がたくさんあるであろうスタンリーの人生にエールを送りたくなるラストでした。ちなみに、敵役のヴァルマー先生が、本作で監督デビューでもあり、スタンリー役のパルソーくんの実の父でもあるアモール・グプテ監督です。そこを知ってて見ると、より面白いかも♪2013年公開。
このデジログへのコメント
> GRAYさん
インドの人たちが小さい頃からダンスの練習してる場面とかあって、知らなかったインドの一面がみれました。
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