- 名前
- 瓦礫の月
- 性別
- ♂
- 年齢
- 67歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 瓦礫のかけらにも雨が滲み渡り伝い流れて、いつしか差して来た月の光にぬれて造る影の濃く...
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左官屋、タイル職人等
2006年11月12日 02:20
今仕事があるのだろうか。
風呂はユニットバスで
タイルなど貼りはしない、
壁の漆喰も
あまり見かけず...
材木屋も元気ないし、
工法が材木を
あまり使わなくなったし
三階建てのビルで
使う材といったら、
トラック一台で足りる。
夜の蛍光灯の灯りに、
つややかに反射する
漆喰の
白い壁...
少し黄ばんで
すれて、欠け
落ちたくぼみ
爪の跡....
スイッチ周りの
うす汚れた
手探りの
跡...
雨の日の
湿気を吸い、
晴れた日の
風を感じて
乾いた
生活の汚れのままに
黄ばんだ
白い壁の...
足元の
鉛筆の落書き...
残る線
敷居との隙間...
自然を感じ取り
自然に忠実な
壁の
つややかな
照りの
職人の残した
微妙なこての
滑らせ、重ねた跡の
なぞられる
光の具合、
光の加減で
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