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「舟を編む」レビュー☆

2013年03月20日 00:01

「舟を編む」レビュー☆

松田龍平主演他。出版社玄武書房に勤める馬締光也(松田龍平)は、営業部で変わり者として持て余されていたが、言葉に対する天才的なセンスを見出され、辞書編集部に異動になる。新しい辞書「大渡海」ー見出し語24万語。完成まで15年。編集方針は「今を生きる辞書」。個性派ぞろいの辞書編集部の中で、馬締は辞書編纂の世界に没頭する。そんなある日、出会った運命女性宮崎あおい)。しかし言葉のプロでありながら、馬締は彼女に気持ちを伝えるにふさわしい言葉がみつからない。問題が山積みの辞書編集部。果たして「大渡海」は完成するのか?馬締の思いは伝わるのだろうか?辞書[舟]を編集する[編む]人たちの感動エンタテイメント!!

7/10点!!松田龍平くんの雰囲気俳優さんぶりが、とても良かったです。前半は、殆ど台詞がないのですが、松田くんがそこにいるだけで、映画が成立していますし、馬締の仕草や表情が、豊かに物語を引っ張っています。久々に、がっちり小林薫さんが観れたのも、良かったです。小林さん始め、オダギリジョーさんなど、周囲もしっかり演技派で固められていて、言葉の話なので、より説得力がありました。素敵な言葉や台詞がたくさん出て来て、言葉って良いなぁと思いました(*^_^*) 香具矢役のあおいちゃんは、香具矢のイメージ的に、もう少し柔らかい雰囲気を出した方が良かったと思います。険があって、笑うシーンなのに、怖くて笑えなかったです(>_<)ストーリーは、中盤までは、笑いを織り交ぜながらテンポ良く進むのですが、辞書作りが大詰めになってからは、まるで某局の「プロフェッショナル」の再現ドラマを観ているようで、事実を淡々と描いているだけで、映画として成立していないように思えました。とはいえ、松本さん(加藤剛)の手紙には、やはり泣かされました。ラストも、あまり印象に残らず(>_<)あれが、香具矢に伝える相応しい言葉なのかなぁ?辞書作りのHow toは、面白かったです。2013年公開。

このデジログへのコメント

  • HIRO 2013年03月20日 16:20

    松田龍平は最近のドラマでも良い感じ出してるなと思います。若い頃から色々な役やって来たからね。

  • ユリ 2013年03月20日 22:58

    > HIROさん
    まほろですか?まほろも三浦しをんさんですね(^^)

  • 憂楽 2013年03月21日 01:39

    あ、もう封切られたんですか。見なきゃ。会社の近くでロケやっててナマ宮崎あおい見れました(^-^)

  • ユリ 2013年03月21日 15:56

    > 憂楽さん
    あおいちゃん、うちの地元での撮影が多くて、よく見ますw この映画も地元です。映画は試写会で見ることが多いので、これも試写会なので封切はまだです。

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