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さらばディープインパクト、年内に引退…種牡馬に

2006年10月12日 09:19

 今月1日の凱旋門賞(仏G1)で3着に敗れた三冠馬ディープインパクト(牡4歳、池江泰郎厩舎(きゅうしゃ)が、今年限りで引退することが11日、オーナーの金子真人氏から日本中央競馬会JRA)を通じて発表された。

 引退後は51億円でシンジケートが組まれ、北海道安平町の社台スタリオンステーション種牡馬になる。

 ディープインパクトは昨年、武豊騎手とのコンビ皐月賞日本ダービー菊花賞を制して史上2頭目の無敗の三冠馬となり、今年の天皇賞(春)宝塚記念も勝って、G1通算5勝をマーク。日本馬初の凱旋門賞制覇を目指して渡仏したが、3着に敗れた。現在は東京競馬場に入厩しており、今後は29日の天皇賞(秋)、来月のジャパンカップ、12月の有馬記念への出走が検討されている。

(2006年10月11日読売新聞

 ディープインパクトシンジケート額51億円(8500万円×60口)は日本の競馬サークルでは破格の値段だが、経済的には十分ペイする可能性がある。シンジケート株所有者は1年に1頭、種付け権利を行使でき、父サンデーサイレンスの産駒がそうだったように、牡駒が生まれれば1億円は下らない値段で売れる。ちなみにディープインパクトは7000万円で落札されているが、サンデーサイレンス産駒の牡駒としては「お買い得」の部類だった。産駒が競走馬デビューして活躍馬が出るようならさらに価値は高まる。

 シンジケートだけではなく一般にも種付け権利は公開され、人気種牡馬は1年に200頭以上の繁殖牝馬を相手にするケースは珍しくない。ディープインパクトの種付け権利がいくらで公開されるかは分からないが、1億円としても1年に200億円の大商いだ。

 もちろん、リスクも覚悟しなければならない。生殖能力繁殖牝馬との相性(受胎率は80%を超えれば合格とされている)などは今後の検査、実績を待たなければ分からない。産駒が必ず活躍する、という保証もない。これまでの日本競馬サークル史上最高額のシンジケートが組まれたラムタラは産駒が不振で、購入時の100分の1近い約2750万円で売却され、9月に英国にUターンしたばかりだ。

 ▽シンジケート 競走馬が引退して種牡馬入りする際、種付け株を分けて(通常40~60株)出資者を募集し種付け権利を共有すること。出資者は1株につき年1回、自己所有の繁殖牝馬に無料で種付けができ、種付けする牝馬の頭数が株数を超えれば、超過分の種付け料が会員に分配される。


もったいな~い(ToT)種付けに使われるなんて勿体無い!
今だから高く売れるというのは間違いないけど、
まだ走ってる姿をみた~い!
まだまだ走れるのに・・・これからかもしれないのに
ディープは走ってるときが綺麗なのに(ToT)
今年いっぱいで見られなくなるなんて~。。。
武だって残念がってるじゃないかぁ~。
と思うのは私だけではないはずだぁ~!

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