【良い子の諸君！】父の日

冬彦「単身赴任は楽しいなっ♪」
高瀬冬彦。小春の父である。彼はバリバリのビジネスマンとして日本各地を出張して回るのだった。
東京のオフィス近くに簡素な物件を借り、そこを住居とする。

冬彦「今日も1人で悠々自適にカップラーメン！たまらないなぁ。今日は頑張ったから卵と力餅を二個ずつトッピングしちゃおう。ラーメンライスにしたいが……」
冬彦には炊飯器がない。
冬彦「……侘しい」



父の日。
小春「サンキューダディ！だよ、お父さん」
宅配で炊飯器とお米が送られてきた。
冬彦「ありがとう小春！これで単身赴任ライフが充実だよ！」
小春「……ってか、単身赴任辞めて帰ってきてよ。みんなで蕎麦屋やろうよ！」
冬彦「……小春。ほろり」

ちゃんちゃん。


作蔵「茜～。今日は父の日です～。なんかくれです～」
茜「なにもないですっ」
作蔵「グレてやるです～。グレて宇宙海賊になるです～。派手に行くです～」
茜「馬鹿なこと言わないで、今手料理してるから待ってろですっ」
作蔵「茜な手料理なんて不安です～。いつも僕が作ってるから、料理させてなかったから不安です～」
茜「長年、父さんの料理する姿を見てきたから大丈夫ですっ」
作蔵「……照れ臭いです～」
茜「出来たですっ」
作蔵「いただきます……」

しばらくお待ちください。ぴよぴより♪


作蔵「茜。今日からみっちりしごくです～！見てきただけじゃダメです～」
茜「えへへ。ありがとうですっ」


ちゃんちゃん