- 名前
- ポマポマ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- はじめましてこんにちは。 ポマポマといいます。 絵を書くのが好きで漫画など書いてます...
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蝉 改
2012年03月09日 02:09
蝉
主人公
空
死にたいと思っている→生きる
あかね
首相の娘
国民の生命を助けるために奔走しかし父に裏切られる
山河首相
自己の保身のために娘の要求を拒否
テレビに嘘の情報を流させる。
その後の自分の命のほうが大事。→娘の死により改心
箱1 冒頭
カラスが一匹の幼虫をくわえている
それを少年が助ける、
それを空き地に埋める少年
ソラ~!は~い!
しかしその上に除草剤がまかれ
看板には高層マンション建設予定地の文字。
しかし次のコマでは高層マンションは
売り地となっている。
マンションだけではなく街似人の気配がない。
首相
親愛なる国民の皆さん
地球へ小惑星が衝突まであと一週間
地下シェルターへの入居数は当初
4,000人を予定しておりましたが
国会審議の結果
入居者枠を
急遽2000人を
緊急拡大いたしました。
若年者を優先に
随時抽選で許可証を送付いたします
病院
聞いたかおい!病院の入院患者も今回は
対象になるらしいぞ!
やったー!わーわー。
病室の名前に青山 ソラの文字
入居賞があろうがなかろうが
俺は死ぬと決めたんだ…
このポンコツ心臓ともおさらばだ…
あと7日で死ねるんdな
あの蝉のように
ああ、放送は見た
約束通り娘は開放した。
明日の朝にもでも戻るだろう…
つー電話を着る女の子
執事
あかね様、どうしてこんな真似を…
あなたも知ってるでしょ
シェルターの許可証が
次期選挙の賄賂替わりに
政治家とその家族に優先的に回ったこと…
しかし、こんな真似をすると
お父様の信用にも
あなたは国民の生命と
票とどっちが…
ゴオオん何?地震?
足元から蝉の幼虫がでてくる。
何あれ?
病院
ソラは寝ているみろよあれ!
蝉だ!蝉の幼虫だ!
すげえ!でかい!
政府ビルへ買ってるぞ!
首相、窓から向かってくるのを見て
慌ててにげる。
蝉はビルに登って羽化する。
そしてアサヒと共に鳴き始めるミーン。
序章ここまで
会議
おそらく数う年前に使われた
除草剤の環境ホルモンが
何らかの科学変異を起こしたものと思われます。
全く、隕石もきて非常事態という時に…
防衛大臣はどうした?
それが…もうシェルターに避難していて
連絡がつかない状態です。
これでは軍の軍の統帥がとれんじゃないか!
まどうでもいいじゃないか
あと6日で隕石があの蝉を吹き飛ばしてくれるんだから!
バン
私が指揮を取ります!
あかね!お前!無事だったのか!
そんなことより、残された市民が
蝉の声に悩まされています
一刻も早く駆除しなくては!
いいでしょパパ、あ、ああ。
戦車が集まってくる
病院、ご覧下さい
今、蝉に一斉射撃が行われようとしています!
ソラはその様子を見ている。
ソラはその場から立ち去る。
打てーっ
ドカーン
ばしゃ!水が上から降ってくる。
逃げた!
ミーンミーンという音と共にソラは目を開ける。
すると窓の下に蝉がいた。
お前…俺に会いに来てくれたのか?
そこにあかねが車でやってくる。
何をやっているの?
早く病院の人たちを非難させなさい!
それが…一人の少年がてこでも動かないので…
?
私が説得するわ
ついでにあの蝉の頭に銃弾をぶちこんでやるわ!
あかね 空の病室に入ってくる。
そこをどいてちょうだい僕…
私はあなたの生命を救いたいの…
こいつを殺す気か?
こいつを殺すなら俺を殺してからいけ!
何言ってるの、なんで虫をかばうのよ
こいつはきっと俺が昔助けた蝉なんだ
馬鹿らしいわ
虫に感情があるとでもいうの
あなたはこれからも生きるじゃない
この蝉はどうせあと何日もしないうちに死ぬ
でもあなたは生きられるじゃない…
お前の心臓をよこせよ!
そこで頭を打って俺にその心臓をよこせよ!
自分が死ぬ勇気もないくせに
お前だって政治家たちとおんなじだ…
あかね銃を下ろす。
振り向いて泣いて走っていく。
あかねの家
茜は皿を割りまくっている。
どうしたあかね!
何があったんだ!
もういいじゃないか
あの少年は死ぬのを望んでいる
ほうってけばいい!
それよりもお前も早くシェルターに避難しなさい
私も明後日にはシェルターに入る…
私たちは生き延びるんだ
悔しいのよ、自分が…
私はあの子を助けるまで
ここに残ります!
それから
何日かすぎる…
テレビが写っていない。
病院に一人残されたのは空のみ
茜は電話でドナーを探している。
もしもし?◯◯病院ですか?
会議室には首相のみが残されている。
病院の前にも戦車が起きっぱなし。
病室で空は目を覚ます、生きてる…
蝉の声が聞こえない
おい!どうしたんだ?
まだ7日までには2日あるのに!
おい、一人でかってに死ぬなよ!
追いてかないでくれよ!
そこにあかねも現れる。
お願い!鳴いて!
しっかりしなさいよ!
あんた…いったい…
もうシェルターに入ってたんじゃ?
あんたは知ってるかしらないが
あなたのためにドナーを探してたの
でも探せなかった…
ごめんね…
あなたを救ってあげられなくて…
私も今日にでもシェルターに入るわ…
それじゃあ。
それと共に自衛隊員が入ってくる
そして空を釣れだして行ってしまう
おい!離せ!
彼をシェルターの病院に隔離してちょうだい。
それから許可証が配られなかった
他の患者たちも…
茜は父親に電話する。
首相、じゃないパパ
約束守ってくれなかったのね
パパは遊びに行く約束もいつも
すっぽかしてたよね…
お父さん…私は人のために生きてほしかった。
ドン。
あかね~っ
そこへ執事がやってきて
旦那様、そろそろ出発しませんと。
いい私はここに残る…
病院
空に移植手術が行われることになる。
そんな…
嫌だ!手術なんていらないどうせ死ぬのに!
せっかく彼女が与えてくれたチャンスなんだぞ!
その時、蝉がミーンとなく。
その後、小惑星が地球に近づいてくる。
蝉は翼を広げ。小惑星に突っ込んでいく。
小惑星と衝突した蝉はその命を全うする
そして小惑星も消える。
それから数年
蝉が生まれた場所は公園となっている。
政治家たちはそのまま国外へ逃亡
あかねの父は政治家を辞めて公園の清掃員をしている。
そこへソラがやってくる。
ソラとあかねの父は
蝉が羽化して飛んで行くのを見届ける。
与えられた生命を精一杯いきようとソラは思った。
完
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