迷路みたい

自宅の最寄駅の周りは地震の液状化で波打っていましたけど、ここ数ヶ月、修復工事を行っています。
ですが、駅前広場を一気にふさいで工事、修復まで駅前広場は通せんぼ、なんてことはできるはずもなく、一部を囲って修復し、次は別の場所を囲って修復と、手間も時間もかかる方法でやっています。

で、そんなさなか、駅前で L のような形にタイルを剥がし、その回りをカラーコーンと黄色と黒のポールで取り囲んで通れないようにしている部分が出現しました。
単純に四角く囲ってくれれば悩まないのですが、Lの天辺から下向きの方向に向かおうとしている時に出くわすと「？？あれ、ちょっと奥で行き止まり？どうやって向こう側にいったらいいんだろう？？」と悩みます。
もちろん、冷静に見回せば右でも左でも回り込むことができるのですが、初めてだと通せんぼのポールが広がっていて一瞬「？」となります。

他にも、取り付け道路から駅前にでる歩道の修復のため、通行止めにして、かわりに駐輪場の中を通らせる、とかあやしげな回り道もあったりして、ほんと、駅前広場が迷路みたくなっています。

子供だったら楽しいかもしれませんが、急いでいる時は、すごーくいらいらします。
急いでいなくても、通る道が狭くなっているわけなので、向こうから人が来てすれ違う時は「ホントは広い駅前広場なのに、なんでこんな肩身の狭い思いをするんだろう」とか思ってしまいます。
人が来なくても「少しでも短い距離で歩こう」なんて思っていると修復工事部分が邪魔するのですから、なんとなく不愉快です。

とはいえ、人間というのは学習する生き物だから、こんな状況でも数日すれば慣れるのでしょうが、私、まだ慣れません。物忘れが激しいのかもしれません。
今朝も駅のそばまで行って「ああ、そうだ、あそこ工事してるんだっけ」と思い出しましたし、さっき帰ってくる時も駅から出るときに「えっと、この通せんぼみたいに見えるところはどっちへいったらいいんだっけ」と悩んだばかりです。
結構修復工事は時間がかかりそう（タイルを剥がして新しいのを設置する）なので、しばらくはこの迷路を楽しめそうです>_<