- 名前
- tommy
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- 年齢
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- 自己紹介
- 昔、ラグビーしてましたので、がっちりした体系です。 最近、歩き出したらウエストが帰っ...
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「だれかの木琴」を読みました
2012年01月31日 19:10
井上荒野さんの「だれかの木琴」を読みました。
井上さんの作品は、初めて読みましたが、直木賞作家とは知りませんでした(恥)
中古の住宅を購入した3人家族。
夫・・・サラリーマン、警備保障会社勤務
妻・・・専業主婦
娘・・・高校生
の家族構成。
主人公は、妻です。
引っ越しを期に生活エリアが変わった妻は、Mintというヘアサロンで髪を切った際に、担当になった男性従業員から貰った営業Mailがきっかけで、彼のストーカーに変貌していく。
この男性従業員には、ブティックで働く恋人がおり、主人公の妻に付きまとわれることを最初は二人で面白がっていたが、後半からそのストーカーぶりに、恋人の怒りが弾け、そのまま気まずくなっていきます。
片や、妻を抱けなくなった夫。男性としての機能には問題ないものの、妻ではどうも・・・。
このお方が、煮え切らないというか、無関心というか。
話の後半で、母親の異変に気づく娘。
そのことを父親にSOSするが、父親はそれを避けて通る。
ドロドロっぽい話しでしたが、話の展開に意外性はなく、パンチの利かない終わり方ということもあり、私としては可合格程度。(優・良・可・不可の4段階で)
もっと深堀して、ドロドロの人間模様に仕立てれば、面白い作品かとは思いましたが、200ページの中では、表現に限界があったのでしょうか。
このデジログへのコメント
読んでみたいと思いましたでも結末が面白くないんですかぁ~…
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