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「僕たちは美しく生きていけるのだろうか」を読みました。
2012年01月27日 19:48
茂木健一郎さんの「僕たちは美しく生きていけるのだろうか」を読みました。
美しく生きるって、どんなことだろうか?
そんな疑問から、手に取った次第です。
「美しい」定義について、まず論じられ、「かわいい」との違いが語られています。
美しいさは時代によって、国によって変化する。
何を美しいと感じるかは、それを感じる人間の感性である。
同じ目、同じ鼻、同じ口であっても、その配置場所が変われば、美男・美女にもなりえるし、その逆もある。
そして、平安時代の美人と平成の今の美人は、おそらくだいぶ異なる。
見た目の美しさではない、所作の美しさや心の美しさは、姿かたちに依存しない。
姿かたちは生まれながらのものが大きく関与し、本人の及ばないところではあるが、所作や心の美しさは本人の問題である。
この世で一番美しいものは、人の心の中にある。
それでいてスミレの花の美しさも、ささやかにそして確かにある。
だから、足を置くときには、そっと優しく。
と、締めくくられている。
脳科学者とは思えない、文学的な要素(枕草子からの引用)もあり、興味を引く内容でした。
このデジログへのコメント
美しいものを愛でる生き方が、美しく生きるということかな
って感じました。
足元の美しいものまで、気がつく余裕の人生が、心を美しくするのかなぁ~
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