郊外で食べる台湾料理

んちわー






写メ

これでもかというくらい

まだ続いてますね



帰りの電車に乗る前に

せっかくだからランチでもと

ブラブラ歩いてるところに

[台湾料理]の看板を見つけます



表にランチメニューは見当たりませんが

単品料理の写真と値段をみつけ

この程度なら1000円越えることもないだろうと

入店してみました



客はチラホラ

ヒマな店ってわけでもなさそうだ



席に座ってお茶を頂く

ランチメニューを見ると

なかなか良心的な値段だ



日替わりのランチメニューもあったが

写メの通り台湾ラーメンと炒飯のセット

確か700円だったような



味はシンプル

鶏ガラ＆醤油の中華風スープのラーメン

強烈な味のインパクトが無い分飽きの来ない炒飯

やはり中華料理とは少し系統が違うのだろうか



のんびり味わっていると

自分の他にもチラホラ客がやってくる

仕事休憩中っぽいオジサン

大学院生っぽい大人しい男性

そして次にやって来たのは

家族連れだ

子供は多分小学校1年生くらいの女の子



都会で見る家族連れとはちょっと違った。

決して子供向けとは言えない店ながら

親しげに店員さんと家族で会話をする

席に向かう女の子はピョンピョンとはしゃいでいた



自分も20年前はこうだったのだろうか

近所のちょっと古ぼけた作りのラーメン屋さん

座敷テーブルを家族で囲み

母は決まって野菜タン麺

父は決まって激辛ラーメン

自分も真似してラーメンに胡椒やラー油を入れて

ほんの少し入れただけなのに

子供の自分にはとても辛く感じて

無理して頑張って食べてたっけ



あの頃に比べたら随分舌も肥え

家族の団欒も無くなったが

あの女の子のはしゃぎっぷりを見てると

あぁ、ご馳走が楽しみなんだなぁ。と

味だけではない幸せを感じ取れるのだ



そんなことを思いながら

少しだけぬるくなった杏仁豆腐をペロリと平らげ

お会計を頼むのだった



おや

このスタッフの娘

お茶を出してくれた女性に似てるな



あぁ

家族経営ってヤツなんかな

にしても

この化粧っ気の薄さ

都会の都の字も感じない

汚れを知らないかのような姿

一見クールそうに見えて

声を発するとまた良い表情になる

やはり女性の笑顔は素敵である



この青い果実が一番美味しそう(結局それか)