- 名前
- ユリ
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「夜明けの街で」レビュー☆
2011年11月16日 23:16
岸谷五朗主演他。この恋は甘い地獄。美しい妻(木村多江)との平凡な家庭に恵まれた男・渡部和也(岸谷五朗)は、謎めいた雰囲気を持つ部下の女性・仲西秋葉(深田恭子)と出会い、甘く残酷な不倫の恋に溺れてゆく。家庭では優しい夫と父親を演じながら、クリスマスイブも、バレンタインも嘘を重ねて秋葉のもとに向かわずにはいられない。やがて彼女は、自身の過去に起きたある事件について男に語りだす。その謎と彼女の孤独を知った男は、より一層彼女との関係に溺れていく―。情熱と不安の中で、男はどこまで女の謎を愛せるのか。この恋の驚愕の結末とは―?
6/10点!!原作は読んでます。映像化した分、リアリティや共感出来る部分は大きかったですが、ラブストーリーをメインに据えていて、原作で書かれている、秋葉が殺人事件の第一犯人候補という伏線が張られていないので、ミステリー性に欠けていました。女性の恐さという面では、十二分にゾッとするサスペンスになっていましたけど(^_^;)でも当時、原作を読んだ感想は、東野さんにしてはいまいちかなぁと思っていたのですが、映画は、どの登場人物から観ても、感情移入する事が出来たので、人間を描くのが、上手い監督さんなのだなと感じました。女性はやはり強く、良くも悪くもずる賢くて、男性は手の内で転がされているのだなぁとか、ミイラ捕りがミイラになりかけてしまう秋葉の想いが切なくて苦しく思ったり、自分は、有美子のような強さは、とても持ち合わせられないなと、ゾッとするくらい完敗している自分がいたり、秋葉の伯母(萬田久子)の覚悟を決めた強さだったり、とにかく女性が強い話です(笑)その中で、渡部はフラフラ振り回されてるっていう(笑)東野さんは、追い詰められた心の叫びみたいなものを描くのが、とても巧い作家さんで、それを今回は、深キョンがとても丁寧に演じていて、切なく胸が締め付けられるラブストーリーに仕上がっています。久保田利伸さんの書き下ろしの主題歌が素晴らしいので、エンドロールで登場人物たちに想いを廻らせ、切なくて怖い世界に浸ってきました。2011年公開。
このデジログへのコメント
> julianさん
ロマンティックで怖いお話ですよね。岸谷さんは、転がされるのに、色気が凄くて、かっこいいわけでないのに、いつもいいなぁって思ってみてます。
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