東電ＯＬ殺人事件

私は殺人事件という血なまぐさい話はあまり好みませんが、最近東電ＯＬ殺人事件の再審請求審に伴い、証拠隠しがあった報道がありました。

当時この事件の第一報の報道があった時、私は非常に興味を持ちました。
興味を持った理由は、慶応大学卒大企業エリート女子社員が場末の空き家で殺され、その裏に何かあると、不思議な予感がしたからです。

多くの方がご存知だと思いますが、事件は１９９７年（平成９年）３月１９日東京都渋谷区円山町、京王井の頭線「神泉駅」北口前にある「喜寿荘」というアパートの１階空室で、東電ＯＬが殺されていた事件です。

事件はその後予想外な発展を見せ、不法滞在をしていたネパール人が逮捕され、否認をしていたにもかかわらず、無期懲役の判決を受け、冤罪事件として注目を浴びてきました。

殺された大手企業のエリート女子社員は、コールガールとして円山町界隈で売春をしていたことで、大きく話題になりました。

どのような事情があって被害者がそんな境遇に陥っていったかはわかりませんが、おそらく大学で学び社会に出たころは人生バラ色の時代で、それが時とともに奈落の底に陥り、そして短い人生を他人の手で無残にも断ち切られる、むごいお話です。

哀しくてなりません。

彼女がそこまで堕ちていくまで、周りの人がどうして助けることができなかったのか？
彼女を助ける男性はいなかったのか？
もちろん、状況は分かりませんが、男の私としては、か弱い女性を助ける男性が周りにいてもいいような気がして、残念でなりません。

か弱い女性を殺害するという、卑怯な行為は断じて許すことはできません！

世の男性たちよ、多くの女性を優しく見守り、助けていくことを望んでやみません！