シートマジック

先日はネガティブなウラログを書きました…。
が、なんとか持ち直しました…。

＋好きな人の隣になるためなら……「席替え」胸キュンエピソード＋

小学校～高校時代の一大イベントといえば「席替え」。この日に向けて、アイツと近くの席になれるようにおまじないをしたでしょう？　気になるあの娘が斜め後ろの席になった日には、真後ろの友達と話すフリをしてやたらと後ろばかり向いたでしょう？　思春期だったあのころは、席替えひとつが恋路を大きく左右していたはずです……！　COBS ONLINEの読者の皆さんに、「席替えの甘酸っぱいエピソード」をお聞きしました。

…席替えは思い出があるよ。
今考えればたかが席替えで…って思ってしまうよね。

行動力があって、本当に自分から動けば席がどうとか関係ない気もする。
別に付き合っていた人たちが席が隣だったかっていえばそれは違うし。

でも、当時は席替えは本当に一大イベントのようだった気がします。
これで「何か」が変わる!?みたいな。
高い定期券奪って、機械の体になるために機関車に乗るんだ、みたいな(笑)

これからお話しするのは、自分の席替えにまつわるエピソードと、友達の席替えにまつわるエピソード、2つです。

最初は自分の話。

結論から言うと、割と好きな人の隣だったり、じゃなくても近くを取れました。
そこにはあるトリックを使っていたからです。

好きな子のそばをゲットするための「シートマジック」とは何か??

種明かししましょう…。

実はマジックでも何でもないのですが、席替えはくじ引きで決めていたのです。
クラス委員みたいな、学級委員みたいな人が紙袋の中に、小さい紙切れに番号を書いて、黒板にも席の絵を描いて、順に番号をふっていく、という感じです。

順にくじを引いて、該当する番号の席へ移動して、席替えが完了。

なのですが、そこで「ずるい小学生」はこんなことをしました。

1枚しか引けないくじを、わざと2枚引くのです。

すると、2か所の席を保持できますよね、全員引き終わって、移動するときに、好きな人の動きを見て、近いほうのくじの場所に移動するのです。

すると、席の配置って2列単位で区切って、右側が男子、左側が女子ってあらかじめ決まっているのです、だからくじも男子と女子で分けて引くんですけど。

そうしたら、だいたい気になる子の右左前、右左後ろ、右左横くらいにはつけたりしましたね。ゴルフでいえばニアピン。

くだらないけど、ずるい小学生でしたね(笑)
小学生のときだったら、まだ可愛げがあるでしょ、「気持ち悪い」より(笑)

そこまでして??って今は思うけれど、当時は本当に好きで好きで…っていう子がいたので、その子の行動に一喜一憂してた時代がありました。平和でしたね。

マジックに興味を持ち始めていたころの話で、思いついたおふざけです(笑)

ただ、このマジック、ひとつ欠点があるのは、2枚くじを引くので、最後の1人はいつもくじが足りなかったんです。足りなかったのは、私のマジックのせいでした、すいません。

はい、次は女友達の話。

これは大学に入ってからの話で、その子とも大学で知り合った子でした。
そのことは今でもいい友達ですが、その子の彼氏ができたキッカケが席替えなのでした。

席替えがある大学なのです。だいたい1学期間で2回ほどあります。
それは大学がなんか勝手に決めるのですが、目が悪い人は申告しておけば前の方になるようにしてくれました。

その子はどうしようか悩んでました。
勉強に集中するために前の方に申告するか、しないで普通にシャッフルされるか??

結局申告せずに普通にシャッフルされました。

したら、隣になった男子がなんとなくかっこいいなーって思ったらしいのです。
その子自体は何もしなかったのですが、その男子がかなりアピールしてきたらしいのです。
すぐに仲良くなって、遊びに出かけ…

結局、席替えから2週間で告白されて付き合ったそうです。
近くで見ていてすごかった、そのスピードに驚きました。

女子高出身で、人見知りで、僕と仲良くなるのも時間がかかった人なんですが、わずか2週間でゴールインしたとは。

これを僕は「運」だと思うのです。

勉強に集中するために前に申告していたら、その彼氏さんは申告していませんから、隣になることもなかったのです。サークルが同じ、ということもないですし。

で、隣になって、互いが互いを素直に受け入れる、多分意識しなくても、ゴールまでの道筋がなんとなく見えていたのではないでしょうか??

大学2年生の初めに付き合いだした2人ですが、今も仲良く付き合っています。
だから…2年と3カ月くらいになるのでしょうか。

こういう話はそうそうある話ではないですが、これを聞くとたかが席替え…なんて言えない気がしてきませんか??

可能性はどこにでもある、そんな気がしてきます。