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いい話…たまにはこんなセミナーいいかも
2011年05月20日 09:44
こころのチキンスープより
数年前、成人向きのセミナーで「意思の通わせ方」というコースに参加したとき、私はとても変わった体験をしました。
講師が私たち全員に、過去の恥ずかしい経験、後ろめたく思っていること、やり残したこと、後悔していることなどを書き出すように言ったのです。
翌週、講師は私たちにそれぞれのリストを読むように言いました。
内容そのものが隠しごとに近いことですから、なかなか発言できるものではありませんが、いつだって勇気のある人はいるものです。
つぎつぎにリストが読みあげられ、私のリストも長くなっていきました。
三週間後、私のリストには101の項目が書かれていました。
それから講師は言いました。
「みなさん、リストが完成しましたね。これからは一つ一つについてやり直してみましょう。誰かに対して悪かったと思っているなら、その人にあやまるのです。さあ、とにかく実行してみてください」
私は、そんなことをして人との関係がよくなるわけがないと思いました。
それどころか、かえってまわりの人たちが遠ざかってしまうのではないかと、疑問に思いました。
翌週、私の隣の席の男性が手をあげ、こんな打ち明け話をしました。
リストを作ることになったとき、ぼくは高校時代のある事件を思い出しました。
ぼくの出身地はアイオワ州の小さな町です。
その町の.ブラウン保安官は、子どもたちみんなに嫌われていました。
ある晩のこと、ぼくは仲間二人とその保安官をからかうことにしました。
2,3杯ビールを引っかけた後、赤ペンキの缶を手に入れて、町の真ん中にある貯水槽によじのぼると、タンクに真っ赤な字で、書いたのです
「ブラウン保安官のクソッタレ!」
翌朝、町中の人々がこの派手ないたずら書きに目をむきました。
そして二時間もたたぬうちに、ぽくたち三人はもブラウン保安官につかまってしまったのです。
友人二人は白状しましたが、ぼくはシラをきりとおし、本当のことはうやむやになりました。
あれから20年後、申しわけなく思っている人として、ブラウン保安官の名前を思い出しました。
まだ彼が健在なのかどうかもわかりませんでしたが、アイオワの番号案内に問い合わせたところ、ブラウン保安官の名前はまだ電話帳にのっていました。
ぼくはダイヤルをまわしました。2,3回呼び出しのベルがなって
「ハロー」
「ブラウン保安官ですか?」ほんのちょっと間があったが、
「そう」
「あの、ぽくはジミー・カルキンズですが、あれをやったのはぽくだったって、打ち明けたくて電話しました」またしても間があって、
「わかってたよ!」と、大きな返事が返ってきました。
それから二人で冗談を言い合い、笑い、おおいに盛りあがりました。
最後に彼が言いました。
「ジミー、おれはずっとおまえのことを気の毒に思っていたんだぞ。おまえの仲間は白状してさっばりしたのに、おまえはいままでずっと胸にためてきたんだからな。電話してくれて、ありがとう。よかったよ、おまえのためにもな」
この話を聞いて、私は自分のリストに載せた101の課題を解決しようと決心しました。
すべてを解決するのには二年かかりましたが、私の仕事は紛争を調停することです
この話にどれだけ教えられ、励まされたかわかりません。
争いごとやトラブルが、たとえどんなに深刻で解決がむずかしく見えても、過去を清算して新しく出発するのに遅すぎることはないのだと信じています。
マリリン・マニング
このデジログへのコメント
絵描き歌さん:ユングって心理学で聞く名前だった気がする
人はいわゆる善と悪の二つを
必ず持っているそうですね。
水さん:そうとききますね。後はいかにいい所を増やすかかな?
NAさん:子供の頃何したの~
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