- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
「戦火のナージャ」レビュー☆
2011年03月31日 23:50
ニキータ・ミハルコフ、ナージャ・ミハルコフ主演他。お父さん、生きていますか?―1943年、コトフ大佐は最高権力者・スターリンの指示によって処刑されるはずだったが、2年前のドイツ侵攻の際に、収容所を脱走して生き延びていた。生き延びたものの、コトフ(ニキータ・ミハルコフ)は妻と娘は死んでしまったと思い込み、ひとりで生きていた。一方、KGB幹部・ドミートリ(オレグ・メンシコフ)に匿われていたコトフの娘・ナージャ(ナージャ・ミハルコフ)も同じように父が死んだと思い込んでいたのだが、ある日、父が生存しているという事実を知る。そして、ナージャは父を探すための旅に出ることを決心する―。スターリン大粛清という過酷な運命下でもお互いの生存を信じながら何としても生き延び、再会しようとする父と娘の絆を、壮大なスケールと映像美で描いた感動作。
7/10点!!名作「太陽に灼かれて」の16年越しの続編です。ちなみに私は、前作は観た事がないのですが、ロシア(旧ソ)のスターリン下の戦争映画を、観た事が無かったので、後学の為に観てきました。前半は、音楽と自然描写が、とても美しく、耳に心地良く、(私の大好きな「MY WAY」が流れてたし。)後半の、戦争を描くシーンは、私が今までに観た中で、TOP5に入る位、惨たらしく残虐ながら、ユーモアに富んだ会話が散りばめられていて、その相反するコントラストが、見事にマッチしていて、素晴らしい作品だと思いました。前作を観ていたら、もっと感情移入出来ただろうと思うと、残念でなりません(>_<)ロシアの戦争映画だから見られる極寒の地での、死体も何もかもが、舞い積もる雪に埋もれて真っ白になるシーンは、残酷なのだけれど、故に、眼が離せない美しさがありました。ラストも、絶妙!絶品過ぎます。ナージャが、光り輝く天使に見えました。もう3部作と決定している続編(「THE CITADEL」(原題))も、あと前作も、是非、観たいです。ロシア語の響きも心地良かったので、私はロシア映画が好きなのかも知れません。(まだわからないけれど。)2011年公開。
このデジログへのコメント
4/16からシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館など単館上映です。「太陽に灼かれて」の舞台もやるみたいです。でも地震の影響で過激な映画は中止とか延期になってるから確実にやるかわからないです。
「唐山大地震」も試写会で観ましたけど、公開中止になってしまったみたいですし。素晴らしい作品だったのに。
> スターダストさん
そんなw 恐縮ですw 武蔵野館は私もよく一人で行きます。駅から直結してるし、空いてるから行きやすいんですよね。
コメントを書く