今日はドバイ政府観光局からです

こんにちは

ドバイ国際映画祭開催中　日本作品も参加
　今年で7回目を迎えるアラブ諸国最大の映画祭「ドバイ国際映画祭2010」は12月12～19日まで開催中です。昨年は55カ国から171本、日本からは「カムイ外伝」など過去最多の6本が参加し、"Muhr Asia Africa Documentary"部門に出品した「フツーの仕事がしたい」（土屋トカチ監督）が同部門の第1位を受賞しました。

　今年もアジアアフリカ映画短編コンペティション部門に、金井監督作品『ペダルの行方』が選ばれ、上映が決定しました。期間中は監督も参加し、舞台挨拶・観客とのQ&Aも行う予定です。

昨年はジェラルド・バトラーなどハリウッドスターも登場したこの映画祭、今年はコリン・ファースや生涯功労賞を受賞したショーン・ペンが参加し、よりいっそう華やかな祭典となりそうです。

「ドバイ・ショッピング・フェスティバル2011」　1月20日スタート！
　毎年世界中のショッピングフリークの間で注目されているドバイのイベント「ドバイ・ショッピング・フェスティバル（DSF）」が来年も1月20日から2月20日までドバイ市街で開催されます。

☆セール！セール！セール！
50以上あるショッピングモールや街のあちこちには、写真のようなDSFのサインが並び、50％のディスカウントは当たり前のセールを実施。また、昔ながらの市場「スーク」の近くには、日没後から深夜まで店舗やレストランが営業する「ナイト・スーク」がこのDSF時期限定でオープン。

☆ドバイならではの豪華な懸賞くじ
高級車の最新モデルや金が当たる、毎年恒例の「ドア・プライズ（懸賞）」も楽しみのひとつ。

毎年この時期を狙って渡航する日本人リピーターがいるのもうなずけます。この期間にドバイを訪ねれば、いつもよりも賑やかなプラスアルファの滞在が楽しめることでしょう。

ドバイのショッピングエリア

　ドバイには新しいショッピングエリアが続々とオープンしています。今回は新しいエリアをご紹介いたします！

☆THE WALK
開発が進むマリーナ地区の海岸に沿って伸びる約2キロのビーチロード。ジュメイラビーチレシデンス（略：JBR)をはじめとするアパートメントや160以上のショップやレストラン・カフェなどが立ち並ぶドバイ在住の人たちにも人気の憩いのオープンエアーのショッピングエリアです。
☆ドバイ・マリーナモール
昨年オープンしたばかでリーナ・アドレスホテルに直結する、モールです。規模は他のモールと比べて小さめですが、約160店舗のショップやマリーナの景色が見れるレストランなどがあります。

☆ドバイ・モール
1200店舗が入る世界最大のショッピングモール。近くには、世界一高いビル、バージュ・カリファや世界一の噴水ショーも見ることが出来る今一番ホットなスポットです。

ドバイ便り：イスラム女性

　ドバイに在住している日本人の方より、最新情報や在住者だけが知っているドバイ事情をご紹介します。今回は、ドバイに住んで13年になる、イスラム教徒となったガイドさんがお伝えする、イスラム女性についてのお話です。

ツアーガイド　中尾理恵さん

　イスラムの女性は社会的に抑圧されている、「男尊女卑」というイメージがあるかもしれません。私もどちらからと言うと最初はそういうイメージでした。でも、イスラム社会、アラブ人に出会って約20年。今は完全に考えは変わり、「アラブ女性はなんと優雅に生きていることか！」と改めて思います。今回はドバイにある女性専用の施設やイスラム女性の生活をご紹介します。

　ドバイの公共機関では、女性は入口から別になっており、女性専用カウンターにて手続きなどスムーズに行えるようになっています。イスラム銀行には女性専用の支店もあります。そこでは女性のみ勤務しているので、女性の雇用促進にもなっています。また公立学校は女子、男子校と別れ、女子校にはもちろん女性の校長先生がいます。病院も男女別なので、女性の医師もたくさんいます。女性の大臣、女性の大使、とイスラム女性はあらゆる分野で重要ポストにつき活躍しています。公立学校の教育費、国立病院の医療費も無料のドバイでは、子供をたくさん産んでも経済的に心配する必要もなく、女性はむしろ働きやすい環境にあるといえるでしょう。

　また公共のビーチでは、肌を出して泳ぎにくいので、各首長国には立派な女性専用施設（レディースクラブ）があり、ジム、プール、エステ、習い事などでたくさんの女性に利用されています。公園（月曜日は通常レディースデー）、ビーチ、カフェ、レストランには女性専用エリアもあります。

　一般の家庭では、家に男性客が来ると、女性は一切顔を出さず、メイドや夫がお茶を出します。家には男性用、女性用のマジリス（応接間）があり、男性の目を気にすることなく、女性同士でくつろげるようになっています。（2つの部屋を行き来しているのはメッセンジャー役の子供達です。）

　買い物は昔から男性の役目で、魚市場やスーパーではほとんど男性です。子供の洋服を買うのも学校の送迎も父親の仕事です。男性は忙しく動いている一方、女性は数人いるメイドに家事や料理をまかせ、自分の時間、家族との時間を十分に楽しみます。働いているUAE生まれの女性はほとんどが公務員なので、勤務時間は午後2時頃まで。家族との時間もたっぷりあります。経済的に余裕があり、ショッピングやエステが大好きです。

　ショッピングモールでは、黒い民族衣装（アバヤ）をまとい、顔を隠している人が、露出度が多いカラフルな服を選んでいる時があります。女性は屋外ではアバヤを着用していますが、屋内（自宅など）ではアバヤを脱ぎ、普通の格好をしています。いつも女性同士で行動するイスラム女性達は、ファッションにも興味津々でとってもおしゃれ。特に結婚披露宴は豪華です。式場内は新婦を含め女性だけなので、入ると華やかなドレスに変身します。（もちろん冠婚葬祭も男女別です）

　一見、アラブ人女性は声もかけにくい雰囲気がありますが、一度親しくなるととても親切です。これはアラブ男性にもあてはまります。ホスピタリティー精神がとても旺盛。母親は家族の中で一番尊敬すべき人で、週末には実家で親戚と一緒に食事をとる習慣があります。小さい頃は女の子として大切に扱われ、結婚してからは妻、母としてさらに大切に扱われます。よく冗談で、外国人の男性が「生まれ変わったらアラブ女性、イスラム女性になりたい」と言いますが、まさしく、私もそう思ってしまう一人です。

※このコラムはOCN WOMAN JuicyStyle地球リレーブログドバイ2010より抜粋しました。

今月のホテル：ジュメイラ・ザビール・サライ（Jumeirah Zabeel Saray）

　ザ・パーム・ジュメイラに位置する、ジュメイラ・ホテルズ＆リゾーツが運営する新しいホテル「ジュメイラ・ザビール・サライ」 が今月オープンしました。

ジュメイラ・ザビール・サライは、オスマン帝国をイメージした外観となっており、アラビア湾を臨むプライベートビーチをはじめ、リゾート内にはインフィニティプール、そして10 軒のレストラン＆バーを備えています。合計408室を擁すゲストルームは全室バルコニー付きで、 スーペリアタイプからスイート、そしてヴィラ・タイプなど様々なお部屋をご用意しています。

　リゾート内の「タリース・オットマン・スパ」は、ドバイ最大8000平方メートルをほこり、ドバイ最大のトルコ式・ハマム、肌の引き締め効果のある「スノー・ルーム」、そして海水を利用した「フローティング・プール」など、最新のスパ設備を備えており、バラエティに富んだリラクゼーションを楽しむことができます。

今月のツアー：ホットエアバルーンツアー

　早朝の砂漠へ繰り出してドバイの赤い砂漠を空から眺めるホットバルーンツアー。ドバイ市内から約50分離れた砂漠の中にあるキャンプサイトから、熱気球ツアーは始まります。朝焼けに染まる空、眼下には赤い砂漠、西には東海岸を臨むハジャール山と、ドバイならではの絶景を一望できます。

時期：9月中旬ー5月まで
所要時間：4～5時間（気球に乗っている時間は1時間くらい）
料金：AE950,00／お一人様
催行会社：Balloon Adventures Dubai LLC
*料金や条件が変更になっている場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

長くなりましたが用途に応じてご検討ください