- 名前
- がすぱ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 石川
- 自己紹介
- 結婚五年目。家に帰りたくない病です。
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妻と病院へ
2010年11月23日 06:59
相変わらず、ギクシャクした空気。
話しづらい…だけど、現状もう自分の力だけではこの雰囲気も、今後迫り来る問題も、病気も、乗り切る自信はない。今頼るべきは、やはり医師か…。
「身体の調子が悪い。病院に連れて行って欲しい。」と搾り出すような声で頼んでみた。
たったこれだけの事に、何故こんなにも憔悴するんだろう。
妻は「うん」と答え、すぐに対応してくれた。心なしか「待っていた」という感じだった。
外来にはたくさんの患者が待っていた。「こんなにいるのか」「あぁ、仕事休んでしまった…」などとボンヤリしばらく待って、自分の番。
医師は時間をかけてゆっくり話をしてくれた。
結果、前回診察時に言われた事をより具体的に、以下のように注意された。
重要な決断は、緊急牲の高いもの一つだけにして、あとは状態が落ち着くまで先延ばしにすること。本来は、治療のみに専念すべきところだが、ある問題が夫婦二人のストレス源となっていることから、その解決も治療に必要と考えたとのこと。その判断の際は、信用出来る第三者を交えて検討すること。その役割は兄に頼む事になった。
そして、仕事を定期的に休んで通院すること。職場には医師自ら電話で説明してくれた。必要なら職場まで説明に行きますから、とも言って下さった。
また、妻にも少し休養が必要だと言われた。妻は、夫のうつ病を受け入れ難く、また問題解決も成らずという状況で、先行きに不安を感じて、私に対して一時的に攻撃的になってしまったのではないか、そんな説明を受けた。妻も、そうかも知れません、と認めた。
そうか、やはり妻も、どうしたら良いのかわからなかったのだ。怖かったのだ。救いを求めていたのだ。
待っていた、という感じがしたのはそういう事だったのか。
とりあえず、差し当たって一つだけ問題を解決したら、しばらくはまったりと過ごせそうだ、という見通しがついた。その気力があるのかどうか不安だけど、状況が整理されたので少しだけ安心した。
妻が、今後、私が体調を崩した時どう関わったら良いのかよくわからないと言うので、調子が悪い時、気分転換の時間を持ちたい時は素直に告げる事を約束した。そうしたら「必要な休養がとれるよう協力するよ」と言ってくれた。
医師の介入のもと、素直に、正直に話し合ったら、意外とあっさり状況が変わった…わかってはいたハズなのに、普段、二人になると難しい。
これからもう一頑張りするためにも、今日は、お互いのんびりしよう。
このデジログへのコメント
奥様と受診よかったですね。やはり、夫婦だけの話し合いでは、この病気理解されにくいです。一歩前進ですね
> うるさん
お蔭様で一山越える事が出来ました。しかし…心を開くというのは希望と失望が同居していて、度胸のいるものですね。自分は今まで、あまり心を開かずに来たのかなぁ、なんて思ってしまいました。
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