相談

学生時代、心理学の先生が言っていた。苦しい時、他人に悩みを話すという行動は「荷物を半分持って貰うようなもの」なのだそうだ。だから自分は少し楽になるのだと。

しかし、それは同時に他人へ負担をかける事を意味する。申し訳ない事だ。

では、どんな関係の人が相談相手として適しているのだろうか？

若い頃、まだネット普及以前はやっぱり家族や友達、あとはお金を払ってカウンセリングを受けるくらいしか手段が無かった。

しかし今は、ネット上に知らない人同士の悩み相談が氾濫している。
知らない人に悩みを話すなんて…昔は想像もつかなかったが、きっとメリットがあるからこそ成立しているのだろう。
確かに、近しい人には知られたくない、そんな性質の悩みもたくさんある。匿名者同士の方が都合が良いのかも知れない。
中には相談者に対してひどいコメントを残しているものもあるが、皆さん概ね懇切丁寧に答えておられる。
意外に、世界は自分が考える程恐ろしいものではなく、一定のルールを守れば、結構優しいのかも知れない。
普段、こんな自分の駄文を読んで下さっている方々、コメントを寄せて下さっている方々、本当にありがとうございます。