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【映画『ヤマト』古代進ではなく、ただのキムタク?】

2010年11月19日 13:16

監督のせい?
映画『ヤマト』で
いつも通りのキムタク
演じた木村拓哉
(サイゾーウーマン)

 テレビ映画版アニメが大ヒットした『宇宙戦艦ヤマト』を、主演・SMAP木村拓哉実写化した映画『SPACE BATTLESHIPヤマト』の公開が12月1日に迫り、何かと注目を浴びている。

 「ヒロインの森雪役に内定していた沢尻エリカが、前所属事務所から解雇されたため、今勢いがある黒木メイサに交代。今月1日に行われた無料の完成披露試写会には1,900組、3,800人の定員に対して約10万人の応募があり大盛況。その模様はスポーツ紙ワイドショーが大々的に取り上げ、順調な"船出"かと思いきや、今月7日にヤマトシリーズプロデューサーの西崎義展氏が船から転落して死亡するという事件があり、いわくつきになった感もありますね」(スポーツ紙記者

 主人公・古代進キムタクが演じると決まった時点で、「ヤマトファンは拒絶反応を示すことは間違いない。ヒロイン黒木メイサも色白で古風な美女イメージからはかけ離れている」(同)と言われていたが、完成した作品もやはり、オリジナルアニメとのギャップが大きかったようだ。

 「もはや、古代進ではなくただのキムタク。そもそも、髪型から違うし、趣味と公言しているサーフィンに励んだのか、無駄に日焼けしている。劇中ではものまね芸人にマネされそうな『離せよ!』というセリフも出てくるし、黒木がお気に入りなのか、キスシーンが無駄にありました」(試写会に行ったテレビ関係者

 さらに、決定的な違いはその演技の質だという。

 「2006年公開の映画『武士の一分』とあまりにも演技にこもっている熱量が違いすぎたので、本当に同じキムタクが演じているのか、と思いました。今回のキムタクは、素の彼のままで、アドリブも盛り込むし、『HERO』や『ロングバケーション』の頃の演技と全く"チェンジ"していなかったです」(試写会に行ったテレビ局関係者

 しかし、今回の演技がいつも通りのキムタクであった理由は、本人以外に原因があったという声もある。

 「『武士の一分』の時は名匠・山田洋次監督の演技指導のもと、キムタクは真剣に役に向き合い、役柄で使う方言もたどたどしかったもののしっかりマスターしようとしていた。だから、どのシーンも"手抜き"の演技がなく、固定のファンがつくテレビシリーズではなかったにもかかわらず、興行収入40億円越えのヒット作となった。ところが、『ヤマト』の山崎貴監督はいくら『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズをヒットさせたとはいえ、しょせんは"雇われ監督"。スターのキムタク演技指導できるはずがなく、思うがままに演じさせてしまった結果、古代進ではなくキムタクヤマトになってしまった。ヒットしなかった場合、製作陣は監督の人選について反省すべきです」(映画会社関係者

 キムタク版のヤマト、と聞いて興味を持つ観客もいるかもしれないが、期待して持っていた純粋な『ヤマト』ファンには気の毒な作品となっているようだ。"キムタク神話"が崩壊したと囁かれている今、この作品の興収がどこまで伸びるのか注目したい。


【笹パンダコメント

 『宇宙戦艦ヤマト』のオープニングとエンディングテーマ子守唄に育った笹パンダとしては、注目の映画なだけに作品の出来上がりが不安です。

 キムタクは笹パンダより1学年上だけど、「ヤマト」はあまり見ていない可能性があるね。

 だから、役作りにもあまり思い入れが無かったのかもしれませんなぁ。

 そうか。アニメイメージとは、ある程度切り離して別物として作品を鑑賞するのがベストということかな?

 過度の期待はしないほうが良さそうですね。

 (´・ω・`)パンダ

このデジログへのコメント

  • 笹熊猫 尚輝 2010年11月19日 23:51

    > ゆうらさん
    コメントありがとうございます。
    実写化って難しいですよね。
    ファンの思い入れもあるし・・・
    ガッチャマンで嵐・・・う~ん、微妙です(笑)

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