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米国陸軍史上最強の部隊

2010年10月30日 20:06

米国陸軍史上最強の部隊

米軍に入隊すると、今でも最初に教えられる部隊があります。

部隊名を442部隊といいます。

彼らは日系2世の部隊です。

国内では法と秩序を守り、納税率も高く、犯罪率も最低レベル優等生でありながら「敵性外国人」というレッテルを貼られてしまった彼ら日系2世ですが、「家族の名誉のため」「国家のため」に、当たって砕けろの精神でヨーロッパ戦線を戦い抜いたのです。

最初に与えられた任務はイタリア戦線でのカッシーノの戦い。

ここで彼らは一歩も引かず勇敢に戦います。多数の死傷者を出しながら。その半数がこの戦いで死傷するのです。

その後、すぐにローマ開放のために向かいます。

多数の犠牲を払いながら、先陣を切ってローマへの道を切り開いた442部隊は、あと10キロのところで突然ストップ命令を受けることになります。

その横を、白人部隊が進んでいく。

彼らは、ローマに入ることを許されなかったのです。

当然、ローマ市民白人部隊を熱狂的に歓迎します。

歓喜を横目に、彼らはそのままフランスに進軍します。

ここでもブリエラという町をドイツ軍から開放します。

休む間もなく、ブリエラ近くのボージュの森で包囲されているテキサス大隊の救出へ。

200人あまりのテキサス大隊を救出するためにバンザイ突撃で亡くなった442部隊の隊員、実に800名あまり。

捨て駒のように扱われながらも、彼らはアメリカ国内で賞賛の的となっていきます。

その後、イタリア戦線最後の防衛線であるゴシックラインの攻略を成功させます。

師団2万人が半年かけて落とせなかったドイツ軍の防衛線を、わずか2500人で、しかも32分で攻略してのけたのです。

崖をよじ登って敵陣地に、わずか32分で到達・占拠完了したのです。

この戦闘でもまた、多数の兵士が命を落とすことになります。

それと引き換えに勝ち得たものは、まさしく家族の名誉日系人への差別の終焉でした。

日本人の魂を持ち、当たって砕けろの精神で勇敢に戦った442部隊の活躍は、11月13日より新宿K'scinema横浜ニューテアトル、名古屋シネマテークで『442日系部隊-アメリカ史上最強陸軍』というタイトルで上映されることになっています。

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