- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「悪人」レビュー☆
2010年09月14日 22:23
妻夫木聡主演他。なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。長崎に住む土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、生まれ育ったさびれた漁村で祖父母の面倒をみながら暮らしていた。一方、佐賀の紳士服量販店に勤める馬込光代は、アパートと職場の往復だけの退屈な毎日を送っていた。孤独な魂を抱えた2人は出会い系サイトで知り合い、刹那(せつな)的な愛にその身を焦がす。しかし、祐一はたったひとつ光代に話していない秘密があった・・・。その秘密が明らかになる時、絶望のどん底に突き落とされた人間たちが、善悪の葛藤のなかでもがき、そしてその先にひとつの謎が生まれる。いったい誰が本当の“悪人”なのか?その答えが明かされたとき、物語は衝撃のクライマックスを迎える―。
7/10点!!原作者の吉田修一さんは、この作品を自身の最高傑作とおっしゃっていますが、私は原作が苦手です。単調で、読者に何を受け止めて欲しいのだろうと思うからです。映画は、映像なのと、俳優陣の演技がやっぱり素晴らしくて(粒揃いです。)人間がリアルでした。妻夫木くんと樹木希林と岡田くんが、特に良かったです。世の中は、上手く生きられない人にとっては、もうどうにもすることも出来なくて、そこに‘悪’が入り込んでしまうと、それを突っ撥ねることさえ出来ない。そんな映画でした。心をきちんと感じていない人は、‘悪’が入り込んでいることさえ気付かないけど、それでも何もなく済んでしまうこともある。そんな事も伝えたいのかなと感じました。全員悪人=「アウトレイジ」みたいでもあり、愛という善もあり、重くて複雑な作品です。2010年公開。
このデジログへのコメント
すごく評判になってますね~・・・しかし惹かれないのです^^;
重い作品を愉しむ余裕が無いのでしょう
> しろからすさん
内容より俳優陣の演技力の評価が高いようです。余裕がないのですか?大丈夫ですか?
> 公爵さん
たぶんですけど、アウトレイジはまだDVDにはなってないんじゃないですか?
やっと観てきた。いろいろ考えさせられます。悪人は世間の作り出すイメージなんでしょうね。深津さんは◎
> ぐっちさん
今も劇場混んでましたか?ここまでヒットするとは思わなかったです。
そんなに混んではいなかったですね。上映回数も少なくなってきてもう切り替えの時期なんですかね。
> ぐっちさん
なんかひと段落ついちゃってこれから観たい作品があまりないです(^^;)
いっぱい観てますからね。エクスペンダブルズは観ましたか?
> ぐっちさん
アクションとSFはあまり観ないんです。今手元にある試写状は「エクリプス トワイライトサーガ」だけです。
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