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日本人の知らない日本語
2010年08月07日 21:00
偶には旬のネタを。
最近観てるドラマの一つに
「日本人の知らない日本語」
が有ります。
日本語学校の生徒全員を無事卒業させられたら高校教師。
と言う約束の下に雇われた元カリスマ読者モデルだった臨時講師と様々な環境下で日本で暮らす外国人生徒が織り成すコミカルな学園ドラマ。
で良いのか?
先生はお約束の熱血。
生徒は生活していく上で必死に頑張っていたり、日本文化を自分たちの視点から純粋に好きだったり、と様々。
でも、生徒の日本語に対する質問レベルが高くて
先生困る。
生徒不満。
観てる方、好奇心満々。
例えば
魚の名前を漢字で現すと
日本語なら
鮪=まぐろ
でも漢字の原産国中国だと
鮪=ちょうざめ
これは昔、中国に留学していた日本の使節が現地の説明文を読んで勘違いして正される事無くそのまま日本に入ってきて定着した結果らしい。
標準語と言う日本語はそもそも存在しないとか。
「です」「ます」は元は江戸の芸者言葉で江戸に来てまだ日の浅い他藩の武士が一般的な江戸の言葉と勘違いしていたのが始まりらしくて、
「ざます」「ざんす」は江戸の花魁言葉で、知識も教養もある花魁の身請け先は大抵どこかのお屋敷。
これが元で、上流階級の言葉になったのだとか
他には
今は老舗店舗の看板程度にしか使われない旧かな文字。
「ゑ」とかが、無くなった理由とか
「この、ボンクラが!」の
ボンクラの意味や
「バイクの腕は、ピカイチさ」の
ピカイチの意味やら
物を数えるのに「個」「本」「冊」等
名詞で呼び方が変わるのは日本語だけなんだそうだ。
伊語は二つ以上で一組の場合呼び方が変わる・・・
例えば
普通、一着のジャケットや一杯のワインとかなら
una giaccaでもunvinoで、名詞の性は関係してくるけど
一足の靴や一本のパンツ、メガネ1個(んん?メガネは個で良いのか?
un paio discarpe/un paio dipantaroni/
un paio di occhiari
と言う具合にun paio di~が付く。
メガネやズボンにun paio di~が付くのは足は2本だし、目も2個だから。
お国柄ですね。オモロイ。
話逸れた。
というわけで少し面白いドラマ、「日本人の知らない日本語」は、知らない日本語の成り立ちを毎回説明付きで楽しく観てます。
僕がイタリア語の教室に通ってた時、漢字を書く先生は書き順無茶苦茶だけど素直に凄いと思ったよ。
このデジログへのコメント
> かおりさん
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。日本語って結構いい加減に作られてるのがわかりますよ。
言語って案外そんなもんなのかも知れませんね。
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