- 名前
- タナケン
- 性別
- ♂
- 年齢
- 55歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 口から生まれてきた?(←ナメック星人じゃないよ(笑))らしく,話したりするのが大好き...
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色々なことがあった懐かしき我が部屋
2006年06月27日 16:13
今から10年以上前に,四畳半トイレ付きのやっすい部屋に住んでいた頃は,今から思えば色々なことがあった(○野区○高田二丁目地域)。
まず,家の前には某○教新聞と公○党の掲示板があり,知っている人には解ると思うが,速攻でお誘いがかかった。
その当時は,多少貧乏生活を強いられていたので,隣に住む大家さんが「晩ご飯をおごるから,今度の土曜日に食べに行こう」などと声をかけてくれた。
「助かるなぁ」と快諾して,土曜日の夜に一緒にご飯を食べた帰り道,「ちょっとお世話になっている人のところへ行くから,一緒に来て」という感じでお誘いを受けた。
その後は,ご想像にお任せするが,生まれて初めてそういったお誘いを受けたので,ちょっとビックリした。
いずれにしても自分が大好きな人間なので,特に何ということもなかったのだが…
またある時は,台風の夜で,サクッとお酒を飲んで良い気分で帰ったところ,人のいるはずのない自分の家の窓がスーっと閉まっていくのを目にした。
「泥棒?」と思った瞬間に,色々なことを考えた。
「何でお金もない俺んちなわけ?」「あのCDラジカセは持って行かれると困る」「武器を持っていたらどうしよう?」
今から考えれば意味不明なことを思いついて,とにかく,すぐに家から出て行ってもらおうと思い,家の扉をガツンガツン蹴っ飛ばして,「オラッ,貴様出てこんかい!俺んちやぞ!」などと言い放ちつつ,微妙に扉が開く側でない方から威嚇してみた。
家にはお金も武器になるようなものもなかったので,実はそれほどビビる必要もなかったのだが,ま,何せ初めて泥棒に入られたもので…(笑)。
結局,裏手に回ろうと玄関のところから離れた隙に逃げられてしまったのだが,この間約3分程度。
何も取られずに済んでホッとして,あっという間に寝てしまった。
他にも,東京に大雪が降った日の夜,当然その日もサクッとお酒を飲んで帰ってくると,家のすぐ脇に,何やら動くものが…「とうとう出たか。妖怪ゴケミドロ!」てな感じで見てみると,何とオッサンが雪の中に埋もれているではないか?
「大丈夫ですか?」と尋ねるも,言葉にならない言葉を発するのみ。
東京の人間は冷たいというが,本当に冷たくなってしまった人間を見るのは初めてだ。
仕方がないから,田舎から出てきた温かい心を持った自分は(←何か問題でも?),オッサンを抱き起こして,自分で動けるようになるまで少し一緒に歩いて,「後は自分で帰れるよね?」という感じで分かれた。
その時は『あぁ,このオッサンがどっかの企業の社長で,いつかお礼に来てくれないかなぁ』などという本当に淡い(いや甘い)期待をしていたが,未だそのお礼には来ていない。
懐かしくも,色々あった思い出の狭き我が部屋の話でした。
皆さんは,思い出に残る部屋なんてありますか?
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