- 名前
- 絵梨菜
- 性別
- ♀
- 年齢
- 55歳
- 住所
- 京都
- 自己紹介
- 小柄なのでいつも若くみられます。^^ 楽しくメールできる方、待ってます。
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触れる、触れない。。。
2010年06月11日 23:28
鉢植えの小さな向日葵が花を咲かせ始めた。
葉っぱが枯れているので、よく見てみると、
裏に油虫がびっしり。。。
ぎゃーーー!!
虫嫌いの私は、触れない。
とりあえず、除虫剤を散布しておく。
花が咲いてるのに除虫剤なんて悪影響じゃないかな?
イヤイヤ。虫がいるよりマシだ!!
第一、気色が悪い。
「油虫くらい放っておいても差し障りはなかろうに。。。」
祖母が笑うのを横目に、油虫と格闘(笑)
死体に触る。。。
けして、怖い話ではなく。
親しい人が死んだ時、その人の亡きがらに触れてみる。
弟が死んだ時、そっと額に触れてみた。
包帯でグルグル巻きにされてたから、肌の感触はわからなかった。
この人は、死んでやっと自分らしさを取り戻したのかな?なんて思ったりした。
母が死んだ時、何度も何度も胸を摩った。
ふくよかだった乳房も痩せてすっかり平らになり、あんなに暖かだったこの人の懐は、冷蔵庫のように冷たくなっていた。
その冷たさが、すこし心地良かったりもした。
この人の人生ってなんだったのだろうと思ったのは、それからずーと先のことだった。
父が死んだ時、さてどこに触ったのかな?
よく覚えていない。
痴呆も進み、病状も悪化し殆ど意識のない状態を一ヶ月も過ごしていたせいか、こちらに死を受け入れる準備ができていたのか。
哀しいという感情もあまりなかった。
かといってうれしいとか、ほっとしたとかいう思いも湧いてこなかった。
淡々とお葬式の準備をしていたように思う。
ただ、死に顔だけは、鮮明に記憶に残っている。
こんなに長い時間、この人の顔をマジマジと見たことはなかった。
主人が死んだ時。。。
私はどこを触るのだろ?
(誰だ。変な場所を想像しているのは。。。)
どんな気持ちでこの人の死を受け入れるのだろう?
受け入れることが出来るのだろうか?
そう遠くない将来にやってくるであろう事実。
出来れば、それが一日でも遠い日でありますように。。。
霊感のない私は、死んだ人に触れても
その人がどんな思いを残して死んで行ったのかは解らない。
ただ。。。
その人がどうやって生きて来たか。
生き様は、しっかりと受け止めておこうと思う。
向日葵は、油虫でいっぱいになったけど、
初夏の風が吹き出した。
半そで姿のOLさんが、日差しをよけながら歩いている。
いい季節だと主人が目を細めた。
このデジログへのコメント
> rousillonさん
油虫を抱きしめるなんて!!
夫を抱きしめるより苦痛です。(笑)
明日の競馬は。。。^^;
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