母の遺産。。。

今日は、風が強く空気も冷たいです。
満開の桜を散らす風となりました。
（写真では解り難いけれど、ひらひらと花弁が。。。）

桜の花は、人にむかって咲く。
お前も桜の花のようになりなさい。

母が私に教えてくれた。。。

母は、おしゃれでなかったし、余裕もなかったしで、装飾品を全く持っていなかったが。
心の中に宝石を沢山持っていた人だったようだ。

人には、優しくせなあかんよ。
必ず、自分に返ってくる。

愛する人には、愛の代償を求めたらあかんよ。
好きになった人のためなら、無償で尽くせる女になりなさい。

泣いてる人が傍にいたら、黙って抱きしめてあげなさい。
慰めの言葉より効果がある。

自分の言葉に責任を持たなあかんよ。
言葉は、口から出た途端に人格を持つ。

母の教えは、何一つ守れていない。。。

「私の宝物は、三人の子供や」

ろくでもない宝物を掘り当てたと後悔しただろうな。（笑）

宝物の三人は。。。
一人は、途中下車してしまったが。。。
脱線しながらでも、なんとか人生という列車に乗って走ってるよ。

桜の花は、人にむかって咲く。
私は、桜のようになれたかな。

母の好きだった桜の季節がもうすぐ終わる。。。