- 名前
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- 51歳
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- 岩手
- 自己紹介
- まさかのまさか、岩手に戻ってきました~ 数年後にはまた東京などに、の予定です ワクワ...
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乾燥貫入(例として ①台風後 ②Tボーン型)
2009年11月11日 23:59
乾燥貫入
かんそうかんにゅう、と読みます
何度か書いたように、気象の現象は全て、
「違う空気と違う空気とがぶつかり合って混じりあおうとする時に起こる」
のです。
乾燥貫入、
によって大気の現象が起こる = 元の大気は水分量が多い
ことがほとんどです。
題名に書いた、
①台風後
②Tボーン型
は、どちらも高温高湿の状態で発生した低気圧に、
南西方向から流入する「乾燥した空気」
が押し込むかの如く入り込もうとする。
そんな現象です。
①の台風については、
(北半球では)北緯5度~北緯20度あたりの暖かく湿った太平洋の海上で発生し、
その極端に暖湿な空気を北の寒い場所に一気に運び込もうとする。
これが台風です。
そんな台風も、いずれは弱まります。
ほとんどの台風は、(東京で)北緯35度である日本付近で勢力が弱まるのですが、
(台風が弱まった状態のものを「温帯低気圧」(温帯低気圧化)と呼びます)、
その際に南西方向から「乾燥した」空気が流入すると、
その気温と水分量の「相対的な差」によって、
再び(元)台風は勢力を強めるのです。
温帯低気圧化した後の強烈な低気圧の方が、
中心気圧が(台風時代よりも)強くなったりまでするのです。
②のTボーン型、とは、
日本のはるか南の地域で発生する低気圧でほんの時々だけ現れる独特の形をした低気圧。
停滞前線と温暖前線と寒冷前線が、Tの字をした形になるのです。
実は、昨夜から東京で降っていた雨は、
上記Tボーン型の気圧配置から発生していました。
実際に目の当たりにしたのは僕は初めてでしたから、もう嬉しい体験です。
で、24時になるから、書くの中断します。
2009年11月11日(水)23時59分
自宅にて
猛(たけし)
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