『おいしいコーヒーの真実』

原題: Black Gold

英米合作のドキュメンタリー映画で、
コーヒー豆を通して、世界経済の不均衡を描いたお話。

詳しくは

公式サイト：http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/


画像でも載せたけど

「コーヒー１杯３３０円のうち、農家の人が受け取るのは３～９円」

って聞かされると、やっぱり考えてしまうよなぁ…。


映画の中心となってるのが
エチオピアのコーヒー農協連合会の代表タデッセ･メスケラさん。

自分たちが世界最高のコーヒー豆を作っている、という自負はあるものの、
実際に農民が手にする収入があまりに少ないということで、
少しでも状況を改善しようと世界を駆け回ってる。

最初、この人が画面に登場したときに、
戦争映画とかに出てくる鬼軍曹的な雰囲気で、
てっきり、農民から搾り取る側の人かと思ってしまって、
物語の途中まで「なんかおかしいなぁ」と思いながら見てた。
申し訳ないっす…。


コーヒー豆に限らず、今の日本でこのままデフレが進んだら、
デフレスパイラルがどーのこーの、みたいなことを言ってるけど、
今のところ、一番しわよせがきてるのは、こういう海外の生産者なんやろね。

中国も生活水準上がってきてるんやから、
いつまでもメイド・イン・チャイナが安いってのもおかしいし…。


とりあえず、某ハンバーガー店の１２０円コーヒーとかだけじゃなく、
たまにはちゃんとしたところで、
できればエチオピア産のコーヒーを飲まないとな～。

と思ったので、
とりあえずミシガンではコーヒーを注文しましたよｗ