デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

天使と悪魔… 歴史に秘められる…

2009年06月24日 08:00

大工ヨセフに描かれた少年キリストをほんのりと浮かび上がらせるロウソクの炎。包み込む闇。…宇宙
ジョルジュ・ドゥ・ラ・トゥールの究極の宗教画に啓示された、神秘。神秘は…
少し前に、天使と悪魔を観て来た。その前にダビィンチ・コードテレビで観て。それなりに面白くて。とても見たくなった…
科学宗教の相克と言う明確なテーマ。そこに投影される天使と悪魔、そのそれぞれの意思。しかも表裏一体をなす。或いは、ひとりひとりの人間、各々に同時に内在されている。その避けがたい矛盾が相克に光と影をもたらす。…不気味に口を開ける闇の底無しの底… バチカン
豊穣な原作がある。但し、前段のスイスに実在する素粒子研究施設でのエピソードは大胆に編集されている。そして焦点が当てられるローマカトリックと言う宗教を象徴するとも言うべき、巨大過ぎる存在。そして、その内部。教皇公選と言う宗派の重過ぎる行事を背景にして。
歴史の闇、そこに宿る暴力と狂気。イルミナティと言う伝説的な秘密結社結社は、常に迫害の果てに隠れ、潜る。地下で暴力化し、過激なテロ集団と化す。しかも、それがやがて権力の側に浸透したとしたとしたら… そうした悪夢は、フリーメーソンイルミナティと言った名と共に国家的陰謀テロ、或いは国際的な陰謀テロを憶測して、密やかに語り継がれてきた。
そして、その新たな悪夢触媒として持ち出される反物質。それは、近未来テロの予知夢ともなるのか。もちろん反物質を実際にテロ武器として使うことはまったく荒唐無稽、リアリティに欠ける話らしいが。ただ、前にログに書いたように最新の物理学では我々の四次元宇宙を越えた五次元の世界が想定されていると言う。それは多分、反物質の実在と同じ文脈にあるはず。その底知れない事実のブラックホールの不気味。言い様のない不安、恐怖。それらが闇の歴史の血塗られた果実に更なる彩りを与える。物質である人間に、反する、反物質
息もつかせぬ展開で、事件は結末、いや多分、世界の終末へと暴走していく。
サスペンスタッチのミステリーは元々とても好き。とにかく飽きさせない。教皇暗殺されたかも知れないと言う驚愕の疑惑。そして、次期教皇候補者達が拉致され、次々と残虐に殺害されていく。カトリックに復讐するイルミナティを想起させる暗号を体に刻印されながら。それは、ローマバチカンに点在する聖地を巡り…

このデジログへのコメント

  • たけ 2009年06月24日 12:06

    > オレンジさん
    愛読、ありがとう。なんとかまた、ご期待に沿えるように… まあ、基本読み物=人に読まれるものとして書いてるので。気軽な日記と言う訳にはいかなくて。今現在、スランプなのであしからず…

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

たけ

  • メールを送信する
<2009年06月>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30