THE　WHO　横浜アリーナ公演

またまた過去形になってしまいますが、昨年11月14日に
単独初来日となる王物バンド、ザ・フーのコンサートに
行ってきました。
当初の予定では関東圏内を追いかけるつもりだったのですが
怪我のためやむをえず、横浜アリーナのみの参加となりました。

2004年にも一度来日しておりますが、このときはウドーの
イヴェントでの参加でしたので、事実上の初来日と言えます。
そうは言っても前回もアンコールを含む、90分近い内容だったので
見に行ったファンは皆、満足していましたけどね。しかし真夏の
野外フェスであまりの暑さで倒れた人もいたりと親父には
厳しい1日であった事も確かです笑

04年の来日公演（横浜）は近年ではかなり評価も高く、再結成後でのベストアクトと評される事もあります。
海賊盤を防止するためか、パール・ジャムが始めたライヴ全日程の
CDを発売するという荒業をフーも取り入れていて、どの日でも
公式サイトで購入する事が可能です。

ピート・タウンゼントの「ハロー　ニューヨーク！！」の
一声で始まったこの日のライヴですが笑。。。
今回は前回ほどの演奏の安定感はありませんでしたが、それがむしろ
良かったと思います。特にロジャー・ダルトリーの声は適度に
荒れていて、カッコ良かったです。マイナーな曲もたくさん
選ばれていて、それも嬉しかったですね。（初めて見る人は多少
戸惑ったかも知れませんが）
ラストは二人だけの演奏で身長差もあってサイモン＆ガーファンクルの趣でした笑
ドラムスのザック・スターキー（リンゴ・スターの息子）も段々
キース・ムーン化しており、丸で本人が乗り移ったように鬼気迫る
演奏を聞かせてくれました。実際、子供の頃にはお父さんよりも
キースから手ほどきを受けていたそうで、初志貫徹といった所
でしょうか？

楽器を手放すと本当にただのおじいさんにしか見えないのも
おもしろかったです（笑）

若き日の67年フィルモアでの「マイ・ジェネレーション」
この日にジミ・ヘンドリクスがギターに火をつけた理由は
フーが先に楽器をぶっ壊したためと言われております。


https://www.youtube.com/watch?v=i0XknwXqLDo