- 名前
- 一遍
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 東京都在住の普通のサラリーマンです。音楽や映画等アーティスティックな物が好きですが、...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
あの時代への落とし前
2009年01月27日 02:31
今日も映画の話です。昨日のストーンズからさらに遡って
去年の10月。まだ足の痛みも消えていなかったのですが、
川崎市新百合ヶ丘で毎年行われている「しんゆり映画祭」に
僕が敬愛してやまない若松孝二監督の話題作、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」の公開と本人も来場してトークショウまで行うという
嬉しい企画に行って参りました。
若松監督というのは60年代後半から活動している映画監督でそもそも
は撮影所の用心棒として雇われたにも関わらず映画をとるように
なってしまったという異端児です。
そのキャリアはピンク映画からスタートしたのですが、当初からその
枠には収まらないエロスとバイオレンス、70年代の新宿の匂いが
ぷんぷん漂うカウンターカルチャーの申し子とでも言えそうな独自の
映画を数多く残こし、「新宿マッド」「腹貸し女」などは海外でも
高い評価を得ており、タランティーノ監督にも多大な影響を与えた事は
有名です。
その監督がいつか撮りたいと思っていたのが「あさま山荘」についての
映画でした。個人的にも連合赤軍のメンバーとは親交があるそうで彼らの全面協力の元(笑)完成させたのがこの映画です。
かといって彼らを美化するのではなく、あくまでこの狂気に満ちた
事実を淡々と描いています。
何も知らずにこの映画を見るとかなり衝撃を受けるのではないでしょうか?
映画が終わって本人が登場し、トークショウが始まったのですが
いろいろなやばい話を垂れ流しておりました笑
「会場にtシャツが売っているけどこれ高いんだよ(笑)だから
買わない方が良いよ。その変わりにパンフレットはすごいから
買っていきなさい。」
実際にこれが凄くてパンフの域を超えた物です。A4のサイズで
200ページ以上の完全な資料集なのです笑
これ全部読んだら大方の事実関係つかめると思います笑
でこれが1400円。絶対採算とれませんね(笑)
音楽もシカゴ音響派で一時ソニック・ユースにも参加していた
ジム・オルークを起用するといった鋭い所も見せます。
しばらくは国内で地道に上映して行くと話していましたので
地方の方もこまめに雑誌等で情報を探っていると見れると
思います。
https://www.youtube.com/watch?v=r89FY14Ax38
70年代新宿の象徴 阿倍薫
町田康主演の映画「エンドレス・ワルツ」は
彼とその妻、鈴木いづみの波乱の生涯を描いたものです。
https://www.youtube.com/watch?v=E6gyIHldJyg
このデジログへのコメント
巨大鉄ボールで壁を砕くシーンは、三島自決の次に古いニュース生中継の記憶ですね~。
> くちぶえさん
ん~くちぶえちゃんは手強い子だね~笑 20代であなたのような子には会った事ないよ。 タイトルフルネームで書いて欲しいな~爆
> アイさん
それはそうです。僕でもうっすらとした記憶しかありませんから笑
この時の放送中に警備に当たっていた人達が食べていたのが日清カップヌードルで爆発的に売れるきっかけになりました。
> ゆうらさん
三島は僕は全く記憶がありません笑 若ぶっているわけではなくて
本当の事です笑
> ●marie●さん
足跡だけ付けてすみませんでした(笑)探せばあると思いますよ。
若松監督はとても物腰の柔らかい良い人でした。
コメントを書く