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story~part2~

2006年03月12日 10:30

1日……また1日………

Rからの連絡はなかった。

(嘘だったの?)

Rには婚約者がいた。

それは二人が出会った日、彼の薬指が語っていた。

「俺、春に結婚するねん。」

最初は誤魔化していたが、本当の事を話してくれた。

「それでもいいから結婚するまでの間だけでも私と遊んでくれへん?」

M子にしては大胆な発言だった。

もちろん断るはずもない。

男ばかりの職場女の子と知り合う機会もなければましてや8つ下の子にアプローチされるなんて事も滅多にないだろう。

なのにどうして連絡が来ないのだろうか…

1週間経っても連絡が来なかったのでM子は思い切って自分からメールを送ってみた。

返事はすぐに返ってきた。

連絡するタイミングに困っていたらしい。

M子はそんな時間さえも惜しかった。

メールで連絡を取って数日後、二人は会う約束をした。

二人で会うのは初めてだったのでM子はドキドキだった。

車で迎えに来たRは作業服のままだった。

年の差を感じさせない、自然な所にM子は惹かれたのかもしれない。

M子の地元で食事を済ませ、すぐ近くのカラオケ屋に向かった。

1、2月の夜は寒い。

Rは何故だか手を繋ぐのが苦手らしい。

だけどM子が寒そうにしてるのを見かねて手を握ってくれた。

初めて繋いだ手はとてもあったかかった。

カラオケ屋に着いて、何曲か歌ってしばらく間が空くと、二人はキスをした。

初めて二人でしたキスは甘いカシスの味がした。

翌朝4時頃店を出て、RはM子を家の近くまで送った。

車を路端に停め、路上の真ん中で二人はまたキスをした。

M子はRが普段しない事を自分のためにしてくれる事が嬉しかった。

メールをし慣れないRがM子とメールをする事で淡白だったメールが文章が長くなっていったり、絵文字が増えていった事…

手を繋ぐのが苦手なRがM子が冷え症なのを知って手を繋いでくれた事…

毎日3~4時間平気で電話で会話する事も…

そんな時はRが自分だけのモノだと思った…

思いたかったんだ。

思わずにはいられなかった。

「マジ本気で惚れそう」

「ハマりそう」

Rがそう言うが、M子には婚約者の存在が頭から離れなかった。

だけどM子は婚約者に悪いという罪悪感は不思議と全くなかった。

M子は日増しにRを好きになっていったのだった…


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