涙もろくなった、というだけ。

今日は珍しく仕事のことも考えず、
頭の中のスケジュールを真っ白にしてのんびり過ごすことが
できた。趣味の遠出は封印し、残りの２００８年は節約生活
に徹することを考えている。今年は北海道に北陸に山陰に、
思いのまま十分に楽しんできた。年が明ければ、国内旅行で
新しい目標を立てたいと思う。（やっぱり離島を狙いたい）

今日は何気なくＴＶをつけたら某国営放送？で中学生の合唱
コンクールをやっていた。（全国大会らしい）

音楽に対して特別な思い入れがあるわけでは無い。課題曲を
聴いたことがある、その程度の関心だったのだが。。。


不覚にも最後はボロボロ泣いてしまった。


技術的な云々は素人なのでわからない。ともかく歌詞が
良いのだろう。後は合唱のために書き下ろした曲だそうで、
ピアノの独奏や後半の盛り上がり、男女混声にも対応できる
ような、気配りらしき点がいくつも感じられる。中学生が
入り込み易い、この楽曲は大会の成功へ大いに貢献したこと
だろう。

司会者も、最後は進行に困るほど泣いていたのが印象的だ。

最後は予想していた学校が金賞を取った。素人目（耳！？）
にもなんだか【格の違い】を感じさせられた。
正直、自由曲は『多分、上手いんだろぅなぁ～』程度の
感想しか述べるがことができない。

番組の最後に、会場に居る参加者全員で課題曲を歌って
いた。その場に居る一人一人が特別な思いで何十回、
あるいは何百回も練習した歌なのだろう。そこらじゅうに
泣いている子供たち。そして鳴り止まない拍手。

序盤戦のコンクールの時点から泣いていたため、さすがに
落ち着いて見ることができた。会場が一体になるって、
まさにああいうことなんだろうなぁ。

ＴＶを通してでも、大成功であることはよく伝わったと
思う。来年の課題曲は中高生に人気の『いきものがかり』
が担当するらしい。

来年までこのことを覚えているかどうかは別問題だが、
偶然、とっても良い時間の過ごし方が出来た気がする。