歯医者へ行く。

昨日の話。
東京目黒にて開業している親戚の歯医者に最近お世話になってる。
横浜戸塚からわざわざ祐天寺まで、歯医者で通っているわけだけれど、そこまでの道程やその帰り道がたのしくて、最近わりと歯医者の日が好きだったりするんです。

行き、途中学芸大学駅で人身事故があったらしく、電車がストップしたりしましたが、何とか新宿御苑に到着。（最近人身事故がやたら多い東横線です。また自殺か？）

まず、歯医者へ行く前に新宿御苑の写真ギャラリーに寄って、写真展とそこにたくさん置いてある写真集を見て来ました。

そして一冊良い写真集を見つけたので、購入。
何冊か欲しいのがあったのですが、迷って迷ってその一冊に決定しました。綿谷修の写真集。

深瀬昌久や長野重一のも欲しかったけれど、値段が高くて、昨日は買えず、結局上記の一冊だけにしました。

で、早速それを見てから影響受けたのか、人を撮りながら歯医者に向かいました。そんなことしながら行こうとするものだから、なかなか歯医者までが遠いんです。。

新宿御苑から赤坂見附で乗換えて渋谷まで出るのだけど、その見附駅構内の雰囲気が自分には懐かしく、そういえばここで写真なんて撮ったことがないなと思い、数枚撮りました。人が多いのが東京。そんな東京を自然な目で撮るとなると、絶対に人は写って来るよな。。そんな意識はふいに沸いて来ました。いままでは随分と無理した撮影しかして来なかったんです。
で、銀座線で渋谷に出て、渋谷ではお気に入りの撮影ポイントがあるので、またそこへ行き、写真を何分居たかな？撮ってました。ハチ公前交差点が良く見えるビルの上にしばらく居ました。交差点を行く人人人。その上の多くの電光看板。いつ見ても刺激的な光景です。

すると最近は日が短いので、いつの間にか外が暗くなり始めました。やばい！と思い、祐天寺の歯医者へ。
渋谷から初めは東横線で行こうと思っていましたが、バスに急遽変更。無事歯医者に辿り着いたのは、既に夕方５時半頃でした。
午前中に家を出たくせに、いったい何時間かかってるんだか。
もう辺りは真っ暗でした。

......

だけど、いままであまり人にカメラを向けて来なかった自分だったので、この日を切っ掛けに人もどんどん撮って行こうという思いが沸いた、ある意味エポックメイキングな一日でした。

歯医者に通っててよかったです。。