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日本の「食」をテーマにしたコミック2作

2008年09月25日 00:05

日本の「食」をテーマにしたコミック2作

「だんだん」とういう松江方言

先週のNHKの『お元気ですか日本列島』の

気になることばのコーナーで取り上げていた。

来週から始まる朝ドラ『だんだん』の宣伝も兼ねての紹介なのだが

「だんだん」とは島根県でも特に松江地方方言だそうで

「ありがとう」の意味である。

古くは安土桃山時代から

京都の遊里で「おおきに、だんだん、ありがとう」

と使われていたのが

前後が落ち、段々、重ね重ねの意味だけが

残ったということである。



「だんだん」という表現は

夏子の酒』の尾瀬あきらが久し振りに            
                              
日本酒テーマに「ビックコミックオリジナル」に      
                              
連載している『蔵人 クロード』にも

http://static.flickr.com/3217/2885311230_f1e1943081_o.jpg

良く出てくる。             

日系アメリカ人のクロードが

曽祖父の酒蔵を再建しようと

松江にやってきて奮闘するストーリーである。
                              
地味なマンガなので評判のほどはわからないが、

著者の日本酒好きが

読んでいて伝わってくるので好感が持てる。

最初はオリジナル浦沢直樹の『PLUTO』を

目当てに読んでいたのだが、

家裁の人』の魚戸おさむが描く

玄米せんせいの弁当箱』も地味ながら面白い

http://static.flickr.com/3282/2885311240_e2b94fdc2f_o.jpg



国木田大学農学部舞台

主人公の一風変わった結城玄米先生が

マイペースながらも

周囲の学生や教職員たちを巻き込みながら

徐々に日本の「食」に対する認識を

改めさせていくというストーリー



コンビニ立ち読みでも良いので

一読をオススメいたします。

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