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本日は違反建築!
2006年02月17日 01:45
2日前から京王でホテルの解体工事がはじまった。言わずと知れた一連のヒューザー=姉歯建築士によるインチキ設計の解体である。本日はニュースより判りやすく説明しましょう。ああいう高層建築は1級建築士が構造計算をして役所に届けなければいけません。判りやすくいうと、例えば地震が来た時、柱の太さをこれぐらいにしなければ倒れてしまうとか、窓の面積は床面積からこの大きさにしなければいけないとかそういうもの。当然高さのある建物だと柱を太くしなければ地震で倒れます。(細い柱を使った方が当然かかる費用も安いんです)だから役所にはこういう部材を使って建てるから倒れませんーーと嘘のデーターを出して実際は強度の弱い部材で建て、建築にかかる費用を限界まで落としたというのが実態。そもそも建築工事費、通常1坪(3.3屐砲△燭蝪僑伊程度というのが相場です。それを20万前後でやってるんだから細い柱、強度の弱い部材等使わざるをえなかったし、役所への書類を偽造しなければ建物を建てられなかったというのが実態でした。田中角栄が総理の時、日本列島改造論なるものを掲げて1級建築士という国家資格ができました。第1号は当時の建設大臣かその省の建築学科出身の官僚だったと記憶してますがーー(現在の国土交通省)こんなのどう見ても内部告発か、余りに安い建築費で調査が入ったか?ってな話。細かくは、建築基準法とか都市計画法とか各種法律に規定された建物にしなければいけないのですが、それを説明するとこのログでは足りません。めちゃくちゃ簡単に書きましたが理解できましたでしょうか?そもそも日本は建築については俗にざる法律と呼ばれ、違反建築なんて簡単(うらはいろいろありますが)に立てられますのでこんな事が起きてしまった。今、九州でも同じ様な事件がニュースになってますが、アメリカの様にインスペクター方式を導入してもっと建築工事中の抜き打ち検査をやれば違うのだがーーって事で学生さんとか若い人のログメンバーも多少は、やっちゃあいけない事をやって倒れるかも知れないホテルが今も建ってるってことが解かったかな!ではまた明日!
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