不思議体験

　不思議体験をした。

私は、昨日おいしいお酒が手に入ったので、酒を飲んで寝てしまった。

　不思議体験をしたのは、2時くらい。なんで、ねてたのに、時間が分かるのかといえば、TVのガラスの仮面を録画予約してたから。

　電源が録画のために入った音で、私は軽く目が覚めた。「あぁ、録画かぁ…」とおもってまどろんでいると、
　
　「どーん」「どーん」
と、建物全体がゆれるような音が、ゆっくりとした。
　そして「きゃぁぁ！」と女の悲鳴。その悲鳴の直後、切羽詰ったように
　「だん！」「だん！」「だん！」「だん！」
　と、窓をたたく音。なぜか、聞こえた「だしてぇ！」「あ！」っていう女の声。
　
　それは、結構あっという間のことだった。

　めっちゃ怖かった。けれど、その間私がなにをしてたかというと、最初の「どーん」「どーん」という音のあとは金縛り☆

　録画が終わるころ、やっと体が動いた。

　起き上がったら、さっきの音とかは夢じゃねぇか！ってくらい静かだった。

　ふぅ…ゆめかぁ…と、思っていたら、リス二匹が怯えまくっていた。

　私が夢でも見て、寝言でも言ったからリスがおびえてんのかなぁ…

　と思って、寝た。今度は、怖かったから、ケータイで、灯りとりながら。
　おし、ねよ、ねよっとおもって、メガネをはずすため、青白いケータイの灯りが照らす天井のほう…つまり、上を…見たら、人の顔が、天井の一部に、ケータイの灯りで映し出されていた。　

　もちろん、私は、蛍光灯と、パソコンを立ち上げて、TVを聞きながら、ラジオまで入れて、メガネを天井を見ないようにはずしてから寝た。めっちゃ、怖かった。
　　　　　　　　　　　　けれど、寝れた。

　　やっぱり、夢か？