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死の蔵書

2006年01月09日 01:02

死の蔵書

ジョン・ダニング著 ハヤカワ・ミステリ文庫

あらすじ
セント古本の山から、数百ドルの値打ちの本を
探しだす―そんな腕利きの"古本掘出し屋"が何者か
に殺された。捜査に当たった刑事クリフは、被害者
の蔵書に莫大な価値があることを知る。貧乏だった
はずなのに、いったいどこから・・・。さらに、その
男が掘出し屋を廃業すると宣言していた事実も判明
し…古書に関して博覧強記を誇る刑事が、稀覯本
取引に絡む殺人を追う。

 古本屋で欲しい本を見つけたときに、うれしくて
心拍数があがる人や、他人の家に遊びに行くと
本棚の中身が気になる~~という人にはオススメ
の一冊です。

 主役の古本好きの刑事さんは、事件とは関係ない
諍いで、刑事をやめ念願の古本屋を開いたのですが、
結局殺人事件に引き戻されてしまったので、何度も
「見なかったことにしろ~、古本屋の主人でいた
ほうが幸せだぞ~」と思ってしまいました
(;´Д`A ```

 そういえば私の父親も、「本は初版本で買え、
あとで高値で売れる」と念仏のように唱えていました
が、この小説の中にはどんな本が古本として商品
になるのか、どんな本に高値がつくのか?などの
薀蓄がつまっていて、それだけでも面白いので、
正直、殺人事件犯人なんてどうでもよかった
です(・・・といったら言い過ぎかなw)

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