- 名前
- ユウ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 56歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 最近面白いことも無く、新しい出会いを求めています。同じような想いの方、メールからはじ...
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遥か・・・(接近)
2005年12月31日 13:42
それから毎日のようにチャットルームで会っているうちにYの実像がぼんやりながら見えて来た。歳は俺より3歳下で、名古屋に住んでいること。昼間はOLをしていて親と同居していること。そして彼氏は現在いないことも。
話をすればするほど、毎日通えば通うほど日毎にYへの気持ちが強くなっていった。顔なんか見なくてもそれでも心が惹かれていった。歳があまり離れていなかったのよかったのかもしれないが、一番気に入ったのは、理屈では表せない気持ちの安らぎが心地よかったことだと思う。
ある日、二人きりになったとき二人だけで話せるチャットルームに行こうと誘った。俗に言うツーショットってやつだ。「警戒されるかな」と思いながら勇気を出して切り出すと、以外にも即答でOKだった。サイトを指定しその部屋を出ると急いで待ち合わせ場所にアクセスした。ほとんど同時にYもやってきた。
「ごめんね、移動させて」
「ううん、あそこだとゆっくり話せないなってわたしも思ってたの。」
「そうだよね、他のやつらはみんな若すぎて話合わないし。」
「そうよね。どうせ私は若くないしね」
「違うよ・・・」
そんな冗談とも本気ともつかない会話や、下らない話でさえ一言一言を聞き逃さないよう集中していた。ただ、話するほどYも俺を嫌いではなさそうな感触も感じていた。
あっと云う間に時が過ぎ、そろそろ寝なければならない時間が近づいてきた。意を決し切り出してみた。
「ねえねえ、明日も会えるかな?」
「うん、いいよ」
「じゃあさあ、入る時間を事前にメールで連絡とらない?」
「ん?」
「だからぁ、メアド教えてくれれば入るとき連絡できるじゃん」
「あぁ・・・」
少しの間が開いた。「しまった早すぎたか!」ぎくっとした瞬間「わかった、いいよ」との返事。
よし。その後互いのメアドを交換してその日はわかれた。
出会ってからまだ間もないながら急速にYとの心の距離を埋められた気がした。当然、実際の物理的距離は縮まるわけもないが。
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