趣味は読書、戦争やるより、関税かけるより、木を植えた方が

ジャン・ジオノの「木を植えた人」を読んだのは、かなり昔。
最初の方の、老人の住居の描写で、温かいシチューがあったり、ズボンが縫い目も分からないくらい丁寧に縫われていたりというところが、特に好きで、その後老人はテーブルの上で、形の良いどんぐりの選別を始め、100個のどんぐりを選ぶ。
そして、それを荒れ地に蒔いて行く。

先ほど、出先から帰るのに建物から外に出たら、午後四時を過ぎているというのに、異常に暑い。
こんなに暑いのに、温暖化していないと主張するのは、無理がある。
戦争して人間その他の命を奪ったり、自然を壊したり、自国の利益のために、税金を取ることばかり考えず、儲からなくても良いから、緑を増やした方が良いのではなかろうか。

これもかなり前だが、宮脇昭という植物学者のことを書いたノンフィクションを読んだが、僕らは今すぐにでも、「鎮守の森」を作るべきではないだろうか。