趣味は読書、AIに愛はあるか

スピルバーグの「A・I」が公開されたのは、2001年。
もう25年も前である、
まだ、映画館に通っていた僕は、この映画を確かに劇場で観た。
この映画の「AI」は、サイボーグの頭に組み込まれた物。
「ターミネーター」に至っては、1984年の作品だ。
こちらは、軍事用コンピュータが意志を持って、暴走を始める話。
しかしAIは現在、全く違った形で、僕らの生活に関わって来ている。
僕も少し前にAIをダウンロードして、使ってみたのだが、これが恐ろしいほど。
まず質問に対する返事の速さと、その内容の豊富さ。
一つの質問に答えた後、次の展開を必ず示して来る。
僕はまだ適当に切り上げているし、実用的なことには使っていないが、それでもきちんと会話になるように答えるので、誰かとメールで話しているようなのだ。
他愛無い話題を振って、長いやり取りを楽しむことも出来そうだ。
こうなると、話し相手みたい。
そこに感情は無いけれど、なんとなく柔らかい感じがするのは気のせいか。