松無古今色

清英の本日の書作展は
松無古今色
まつにここんのいろなし

「松無古今色」は、「松は古今変わらぬ緑色を保つ」という意味の禅語です。これは、松の葉が常に緑色であることから、時代を経ても変わらない不変のものを例える言葉です。
解説:
松無古今色 (まつにここんのいろなし):
松の葉は、古くても新しくても、常に変わらぬ緑色を保っていることから、時間や時代によって変化しない普遍的なものを表しています。
禅語:
禅宗の教えを簡潔な言葉で表現したもので、人生や物事の本質を悟るための言葉として用いられます。
解釈:
不変性:松の緑は、季節や時代によって変化することなく、常に同じ色を保っています。これは、変わらないもの、普遍的なものの象徴として解釈されます。
平等性:松の葉は、古くても新しくても、一様に緑色をしています。これは、差別や区別なく、全てのものに平等な価値があることを示唆していると解釈されることもあります。
自然の摂理:自然界の不変の摂理、普遍的な真理を表していると解釈されることもあります。