- 名前
- 清英
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 美酒美食好きなので一緒に居酒屋や料理店巡りして下さる心優しい女性を探してます。デジカ...
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蝉時雨2
2025年07月14日 17:17
清英の本日の書作品は
蝉時雨
蝉時雨についての詳細は
暦生活より転載しました。
https://www.543life.com/content/kigo/post20200731.html
今日は「蝉時雨(せみしぐれ)」についてのお話です。
梅雨明けをまだかまだかと待ちわびていると、ある日いっせいに蝉の声が聞こえてきました。それまで梅雨真っ只中だった日常に、突然夏がやってきたような気がしました。
「蝉時雨」という言葉をご存知でしょうか。
蝉がいっせいに鳴き始め、まるで時雨が降ってきたように大音量で蝉の声が聞こえることをいう言葉です。本格的な夏の訪れを告げる蝉時雨は、夏の季語にもなっています。
うだるような暑い日、蝉の賑やかな声を聞くと、気温が1〜2℃上がるような気がします。夏らしくていいなと思うときもあれば、もう少し静かに鳴いてくれ…なんて思ってしまうときもありますが、蝉の命は短く、儚いもの。命を繋いでいくために、自分が生きた証にするために、毎日懸命に鳴いているのでしょう。
夏に蝉の声が聞こえないと、きっと寂しくなると思います。特に、今年の夏はいつもとは違う、経験したことのない夏になります。だからか、蝉が鳴きはじめた日は、「変わらないもの」の存在にありがたいなと感じました。
梅雨明けが近づくと、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、クマゼミなどが鳴きはじめます。子どもの頃から親しんでいる、日本の蝉たち。通勤中、木にとまって鳴いているアブラゼミを見つけると、ふいに懐かしい思い出が蘇ります。青い空に白い雲、深緑の山々、そして優しい祖父母の笑顔。
「ジリジリジリ」「ミーンミンミン」と騒がしく鳴く声もどこか愛おしく、どうかこれからも変わらず、いつまでも賑やかに鳴いていて欲しいと祈るような気持ちになります。
季節は巡りツクツクボウシやヒグラシの声が聞こえてくると、そろそろ夏もお終い。夏の記憶を思い返すとき、今年はどんな思い出を残すことができているかな。きっとどんな場面でも、賑やかな蝉の鳴き声とともに思い出していることでしょう




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